【Krush】ゴンナパー、篠原悠人を退け防衛&リベンジ達成「対策ハマった」
K-1実行委員会
『Krush.113』
2020年6月28日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第8試合) Krushライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
〇ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●篠原悠人(DRUGA)
王座防衛とリベンジを懸けるゴンナパーはリングアナウンサーのコール時、気合いの雄叫びを上げる。
1R、ゴンナパーはガードを上げて篠原に向かい左ミドル。篠原は慌てず、ゴンナパーの蹴りの後で左ボディフック、左フック、右アッパーと返していく。ゴンナパーもしかし左ストレートを放ってヒット。そこからさらにガードを上げて篠原へ向かっていく。篠原はステップを使い、このプレッシャーを受け流す。
2R、やはりプレッシャーを掛け篠原に迫るゴンナパー。1Rはステップで逃れていた篠原だが、このラウンドはロープ、コーナーに詰められる。そうした上で左ミドル、左ローで篠原を攻めるゴンナパー。篠原も右ミドル、右ストレートを返すが、ゴンナパーの圧力を遠ざけられない。
3R、劣勢の篠原はパンチのコンビネーションから右ストレートを伸ばすが、ゴンナパーはやはりブロック。そして3Rも前進して篠原にプレッシャーを効かせていく。距離とリズムを掴んだか、ゴンナパーは左ミドルをどんどん当てる。さらにハイキック、ミドルハイもヒット。前蹴りでも篠原をのけ反らせ試合を終了する。
判定は30-28、30-28、30-29の3-0でゴンナパーが王座を防衛。同時に1年半前の敗戦のリベンジも成し遂げた。
試合後マイクを取ったゴンナパーはファンに感謝し「今後はK-1のベルトに挑戦していきたいです。誰が一番か早く決めたいです」と語った上で、「林(健太)選手、ぜひチャンスがあれば9月戦いたいと思います」とK-1大阪大会での対戦をアピール。
これを聞いたK-1ライト級王者・林健太はリングに上がり、「試合で失ったものは試合でしか取り戻せないので、次の相手はゴンナパー選手に決まってください」と、自らも対戦をリクエスト。「勝てば全部取り戻せるので、林は強い世界チャンピオンだぞっていうところを見せたいのでお願いします」と、前戦の敗北(K-1の3月大会での朝久泰央戦)からの復活へ、意気込みを示した。
ゴンナパーは試合後のインタビューでも「防衛できて嬉しいです。相手の対策をしっかりしてきたので、それがハマったのかなと思います。機会があればK-1のベルトをかけてやりたいです」と、改めてK-1王座奪取への意欲を語った。林とゴンナパーのK-1ライト級タイトル戦は、果たして実現するのか。
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