マイク・タイソン、かつて太もも噛むなど大乱闘にも発展した因縁のルイスと9月に対戦へ
元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソン(54=アメリカ)は、自身が19年前にKO負けした元世界同級統一王者レノックス・ルイス(55=イギリス)と、ボクシング・エキシビションマッチを行うと語った。
タイソンは先月末、ニュースサイト『TMZ』の取材に「レノックス・ルイスと戦うつもりだ。9月になる」と答えた。
タイソンは2002年、ルイスの持つWBC、IBF、IBO世界ヘビー級王座に挑戦。自身5年ぶりの世界挑戦となったタイソンだったが、ルイスにフットワークでいなされ、8Rに右フックでKO負けした。
この試合前の会見では、タイソンとルイスは大乱闘を展開。約20人ほどのスタッフ、ボディガードが入り混じり、タイソンやルイスもパンチを互いに放ち流血するなどの修羅場となった。乱闘のドサクサでタイソンはルイスの太ももに噛み付き歯型を残すなど、話題になっていた。
そのルイスもまた今年2月、タイソン戦について「人々が2人の戦いを望んでいるなら、交渉のテーブルにつくだろう」と前向きな姿勢を示している。
ルイスは近年、世界戦のゲストに呼ばれては「今でも、多くの選手に一泡吹かせることができる」「(20年のフューリーvsワイルダー戦で)俺だったら、ボディで倒せるね」など、50代にして闘志が衰えていない発言を繰り返していた。
ルイスは2003年に元世界王者ビタリ・クリチコの挑戦をTKOで跳ね除け、世界王者のまま引退。タイソンとの試合が決まれば、18年ぶりのファイトとなる。
タイソンは昨年11月、ロイ・ジョーンズ・Jrとエキシビション・マッチを行い豪腕健在を示した。今年4月には「今年中にイベンター・ホリフィールドと、レノックス・ルイスと戦いたい」と、かつて敗北した2人へのリベンジを意向している。
タイソンのホリフィールド戦は5月29日に見込まれていたが、金銭面での合意に至らず流れている。
▶次ページ:タイソンとルイスが大乱闘となった当時の映像
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