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【K-1】地元で王座に挑む朝久泰央、王者・ゴンナパーの狙いを予測「一撃に返り討ちにしてやろう」

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2021/07/16(金)UP

仕上がった肉体を披露する朝久

 7月17日(土)に福岡国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1ライト級タイトルマッチ~』の前日計量が16日(金)福岡市内で13:00より行われた。

 明日のメインイベントに出場する朝久泰央(23=朝久道場/挑戦者)はリミットの62.5kgを62.3㎏でパス。王者のゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ/王者)は62.7kgで200gオーバーしたが、15時までの再計量では62.3㎏でパスした。

王者・ゴンナパーは初防衛戦に挑む

 ゴンナパーはムエタイ大魔神の異名を取り、破壊力満点の左ミドルやパンチを武器とする王者。対する朝久は自身の師匠であり父の朝久篤館長のもとで身につけた“朝久空手”を体現するファイター。地元福岡で念願の王座戴冠に挑む。

 会見に出席したゴンナパーは「今日計量を終えてスッキリしています」とスッキリとした表情でコメント。初防衛戦になったことについては「自分にとっても価値のあるベルト。もちろん相手に勝つために練習を重ねてきました。明日は絶対楽しい試合にして見せます」と自信満々に語った。作戦に関しては、明かさないとのことだったが、朝久のスタイルの対策を明日の試合で見せる構えだろう。

ゴンナパーは再計量になったが、無事にパス

 対する朝久は「K-1のこの階級のベルトは世界で一番価値のあるベルトだと思っている。目の前にすると欲しいと思って絶対に獲ると決めている」とキャリア初のK-1タイトルマッチに向けて心境を語った。

 さらに、ゴンナパーも自身の対策をしてくることを予測し「相手が穴を突いてきたとしても一撃で倒せると思う。どんな状況でも倒すスタイルを作り上げてきた。近距離での細かいアッパーやフック、飛びヒザを狙ってくるんじゃないかなと思って、そういった技を仕掛けてきた瞬間、一撃に返り討ちにしてやろうかな」と語った。

ゴンナパー(左)と朝久(右)が対戦する

 明日のタイトルマッチでベルトを巻くのはどちらか。

<計量結果>
▼第12試合 K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)→62.3kg(再計量でパス)
vs
朝久泰央(朝久道場/挑戦者)→62.3㎏

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