【RIZIN】榊原CEOから見た初参戦選手たち、ぱんちゃん璃奈「役割を果たしてくれた」鈴木千裕と久保優太には「またチャンス作りたい」
9月19日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.30』の総括をRIZIN CEOの榊原信行氏が行った。
メインイベントの朝倉海vsヤマニハ、セミファイナルの井上直樹vs金太郎をはじめ、初参戦の久保優太やぱんちゃん璃奈など多くの選手が参戦し、盛り上がりを見せた今大会。今大会でRIZIN初参戦を果たした選手たちを、榊原氏はどのように評価するのか。
まずは第1試合 RIZINキックボクシングルール:3分 3R(46.5kg)で元NJKFミネルヴァアトム級王者・百花(28=魁塾)を判定で下した、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者・ぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)についてだ。
榊原氏は「ぱんちゃんとは立ち話程度でしたが、判定ではない試合を望んでいたという風に言って悔しがっていました。これは僕が判定するよりメディアの皆さん、ファンの皆さんが見たいというなら、その声に耳を傾けていきたいですが、第1試合として役割を果たしてくれた。両選手の意地も見えましたし決着こそ判定ではありましたが、素晴らしい試合だったと思います」とRIZINの火付け役としての評価は上々だ。
また、今回RIZINに初参戦した初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(22=クロスポイント吉祥寺)、元K-1ウェルター級王者・久保優太(33=PURGE TOKYO/BRAVE)については「勝った負けただけではなく、プロモーターとして評価するけど、久保選手も鈴木選手もまたチャンスを作っていきたい」と話した。
鈴木はパンチを振り回して真っ向勝負を挑んだが、昇侍(38=KIBAマーシャルアーツ)の左フックのカウンターでKO負け、久保は太田忍(27=パラエストラ柏)のレスリング力に寝かされる展開が多くなり、判定負けを喫している。
鈴木に関しては、MMA経験者ではあるが、RIZINのような大舞台で久しぶりのMMAの戦いに挑んだ。久保に関しては、立技格闘技を中心にキャリアを積んできたため、寝技での正式な試合は初めてであった。立技の選手が寝技も含めたMMAに順応するには、並大抵の努力では不可能だ。
久保は試合直後のインタビューで「勝つまでやるしかない。年内に早くもう1試合やりたい」と前向きなコメントを残している。鈴木と久保の次戦にも注目したい。
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