元K-1武蔵が、空手家・数見肇や塚本徳臣と戦いたかったと告白「強さを体感したいと思っていた」
今月16日、元K-1の武蔵が自身のYoutubeチャンネルに動画を投稿し、同世代の戦ってみたかったフルコンタクト系の空手家たちについて語った。
正道会館で空手を学び、K-1ヘビー級トップ選手として活躍した武蔵、 動画で武蔵は、K-1現役時代に強豪フルコンタクト空手家たちと戦いたいと思っていたと語る。
その相手として極真会館(松井章奎館長)99年の世界大会準優勝・数見肇や、新極真会96、11年世界大会優勝の塚本徳臣の名前を挙げた。
【動画】塚本の胴廻し回転蹴り!一撃でKOの瞬間! さらに武蔵が数見や塚本の動きを真似ながら解説するシーン
武蔵は「競技は違うけど、ちょっとやってみたい部分はありましたよ。空手ルールでいいから、どんな強さなのかを体感したいと思っていた」とフルコンタクトルールで良いので、拳を交えてみたかったようだ。
さらに手合わせしてみたいという気持ちは「今でもありますよ」とのことで、スパーリングなどもしてみたいそうだ。すると「これ企画したいね、やりますか!」と気を上げており、Youtube時代ならではのドリームマッチの可能性があるのかもしれない。
また武蔵は、フルコンタクト空手ではないノンコンタクト(寸止め)の伝統派空手が、なぜMMAで活躍出来るかも説明した。
大山倍達総裁は、伝統派空手が実践で通用しないということで極真会館を設立したが、実際には伝統派空手出身者から堀口恭司やリョート・マチダ(元UFC世界ライトヘビー級王者)がMMAの第一線で活躍していると、動画で話題になった。
すると武蔵は「伝統派空手の最大の武器は、距離感と初速の速さ」と分析する。
続けて「フルコンタクト空手は、ボクシングで言うとフック・アッパーが当たる距離でいきなり殴りあうが、伝統派空手は、ジャブが当たる距離からスタートする。フェイントもかけやすい、あの距離からの早い飛び込みが、すごく有利なんじゃないか」と間合い取りとスピードといった伝統派空手が、MMAという実践競技に向いていると解説してみせた。
動画には他にも武蔵のデビュー当時の振り返りや、90年代の正道会館全日本大会の凄さなどが、座談会形式で語られている。
ともあれ、武蔵のYouTubeで数見や塚本との夢のスパーリングの実現なるか、大いに期待したいところである。
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