2023/04/07（金）UP
（最終更新：2023/10/25 06:38）

チャン・リーは再起戦へ向け計量パスでマッスル！バキバキの腹筋も見せた

　4月8日（土）東京・新宿FACEで開催される『Krush ～RING OF VENUS～』の前日計量が、7日（金）都内にて行われ、全出場選手が計量をパスした。
　第4試合の[Krush女子アトム級（45kg）/3分3R・延長1R]に出場するチャン・リー（K-1ジム五反田チームキングス）は45.00kg、KAI（ファイティスジムMSC）は44.90kgで共に計量パスし、鍛えた肉体美を見せた。

【フォト】チャン・リー、KAIの腹筋美、全身計量カット

　チャン・リーは菅原と並ぶKrushの人気選手。昨年10月『Krush.142』の女子アトム級タイトルマッチにて、王者・菅原のベルトに挑戦したが、KO負け、王座獲得に失敗した。今回はその再起戦となる。

終始、険しい表情のチャン・リー

　KAIは、MMA・柔術など豊富な格闘技経験を持ち、DEEP JEWELSやK-1グループの参戦経験がある。昨年6月のK-1女子大会ではケイト・ウィラサクレックと対戦して、判定負け。K-1グループでの初勝利を目指す。

　計量直後の会見でチャン・リーは「明日は、自分の生き方を全うするための試合。絶対に勝ちます」と険しい表情で意気込みを語った。
　チャン・リーはKrushオフィシャルインタビューで、菅原に敗北後、一度は引退も考えたと明かしている。そして、自身のSNSでは卵巣嚢腫（らんそうのうしゅ）の手術を受けたことを報告し、体調が良くなったことで現役続行を決めたという。

KAIは中年の星になりたいと明かした

　今回は、かなりの覚悟を持って挑む一戦だということがチャン・リーの言葉や表情から伝わってくる。

　対戦相手のKAIも、それは同じで「うちのジムだけではなく、全国には女子の会員がたくさんいます。自分が勝つことで、ダイエット目標で始めた方でも試合ができると思ってほしいです。中年の星を目指します」とコメントした。KAIはMMAとキックの二刀流で試合をしているが、その背景には女子格闘技を盛り上げていきたいという思いがある。

　自分を取り戻すために試合をするチャン・リー。そして女子選手の模範になりたいというKAIの思いは、明日のリングで熱い戦いを生むことになりそうだ。

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