2023/09/26（火）UP
（最終更新：2023/09/26 21:40）

山田真子（左端）と松谷綺（右端）が対戦する

　11月25日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.155』の対戦カード発表会見が、26日に行われた。第3代王者・菅原美優が王座を返上した事で、［第4代 Krush女子アトム級王座決定戦］として、山田真子（29=KINGS）vs松谷綺（20=ALONZA ABLAZE）が決定。

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　松谷は、空手をバックボーンとし、数々のアマチュア大会を優勝した実力者。昨年6月の初代K-1女子アトム級トーナメント1回戦で菅原と対戦し判定負けするも、同11月の『Krush.143』で優に勝利。今年4月は韓国のウォン・ガヨンに勝利し、今年7月のパヤーフォン・SWタワン戦では、延長にもつれる激闘を制している。

会見で自信を見せた松谷

　対する山田は、10年5月にキックボクサーとしてプロデビューすると、16歳の若さでタイトルを獲得。12年にはプロボクシングに転向し、14年2月にWBO女子世界ミニフライ級王者となった。19年11月のKrushで復帰。21年にMIOに唯一の敗北を喫したが、昨年はマリーヌ・ビゲイを判定で下し、今年4月にも奥脇奈々に判定勝利を収めた。

　会見で松谷は「タイトルマッチに相応しい試合をして、必ず自分がベルト獲りたいと思ってます」と意気込み、山田は「K-1に復帰させてもらった時に、ベルト欲しいとかあんまり思ってなかったんですけど、支えてくれてるみんなのおかげでここまで来れたし、ベルト取りたいって気持ちになれてる。みんながくれた目標なので、絶対に取りたいと思ってます」と周りの人の為にも、ベルト獲得を目指すと語った。

コメントする山田

　相手の印象について、松谷は「ボクシングでも世界チャンピオンになってますし、すごい上手くて強い選手」と話し、山田は「若いのに実績もあるし、上手い選手ですごい警戒してます」と互いに高く評価。

　ベルトへの思いを問われた松谷は「Krushもそうですけど、自分はK-1のベルト目指して来たので、人一倍思いはあります」と力強くコメント。

　KOで勝つ為に必要なものは何かという質問に、松谷は「技術も練習して上がって来てるし、パワーもフィジカルも前とは比べ物にならないくらい付いて来てるので、倒せるものは全部持ってると思ってます」と自信満々。山田は「自分の意地もプライドも全部捨てて、周りの仲間と自分を信じて、試合の日まで死に物狂いでやるだけ」と語った。

　果たして、第4代Krush女子アトム級王座を戴冠するのは、松谷か山田か。

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