内山高志、武居由樹vs比嘉大吾の勝敗ポイント語る「比嘉が勝つためには…」
9月3日(火)、東京・有明アリーナで開催のプロボクシング[WBO世界バンタム級タイトルマッチ]で、王者の武居由樹(28=大橋)が比嘉大吾(29=志成)を相手に防衛戦を行う。この一戦についてボクシング元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が、昨日21日、自身のYouTubeチャンネルで勝敗ポイントを語り、比嘉が勝つためには「接近戦」の攻防が鍵を握ると指摘した。
【フォト】比嘉大吾、接近戦“豪快KO”の瞬間!公開練習で見せた武居由樹の剛腕パンチ
武居と比嘉の対決について内山は、「おそらく多くの人が、武居選手の勝利を予想していると思いますが、僕は結構面白い相手かなと思っています。比嘉選手は階級を上げて初めて負けた後の復帰戦から、倒しづらくなってきて大振りが目立つようになりました。でも最近は、いいボクシングをやっています」と比嘉の成長に着目した。
そして比嘉が武居を攻略するためには、「比嘉選手が1ラウンドから見て試合をしたら厳しいですね。武居選手のペースで終わってしまう可能性があります。比嘉選手には、1ラウンドからガンガン行ってほしいですね。泥試合に持ち込むくらいで行くと、チャンスが出てくると思います。普通に戦ったら武居選手の長い距離からの攻撃をもらうか、入ったところに合わされる。でも近距離で行けば内容が変わってくる」と指摘した。
また内山は、武居が前回のマロニー戦の12ラウンドにパンチをもらった場面を振り返り「武居選手は技術もあって、パンチが強い。でも前回のマロニー戦の最後にパンチをもらう場面があった。あれを経験して、どう変化していくのか。力の出し方を学んでくるのか。この数カ月で、どのくらい変わってくるかでしょうね」と修正できるかどうかだという。
内山は、武居がマロニー戦で「強くなっている可能性もある」といい、比嘉が勝つためにはやはり接近戦に持ち込むことがポイントになると見ている。
だが武居は今月20日の公開練習で「比嘉さんはパワーもあるし、KO決着にはなると思う。相手の近い距離には付き合わずに自分だけパンチを当ててKOします」と接近戦対策はしているようで、入らせない武居と接近戦へ持ち込みたい比嘉のスリリングな攻防が見られることになりそうだ。
9月3日の“激アツ”日本人対決は、どんな結末になるのだろうか。
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