2025/02/23（日）UP
（最終更新：2025/02/23 16:50）

堤聖也（左）は比嘉大吾との4年ぶりの再戦

　2月24日（月）東京・有明アリーナにて開催される『Prime Video Boxing 11』の前日計量が23日、都内にて行われた。［WBA世界バンタム級タイトルマッチ（53.52kg）］で対戦する王者・堤聖也（角海老宝石）は53.5kg、挑戦者・比嘉大吾（志成）は53.4kgでそれぞれ計量パス。堤はバキバキの腹筋、比嘉は逆三角形ボディで力強くマッスルポーズを決めた。

【フォト】堤のバキバキ腹筋、比嘉の逆三角形マッスル！フェイスオフで微笑むシーンも

　堤は昨年10月『Prime Video Boxing 10』のWBA 世界バンタム級タイトルマッチで王者・井上拓真に挑戦。劣勢の声が多い中で12Rを戦い抜き見事判定勝利を収め、新王者に輝いた。

　計量後の囲み取材で堤は「楽しみですね。やっとここまで来たなという感じです」と初防衛戦に胸を躍らせながら意気込んだ。
　明日の試合展開について聞かれると「結局は殴り合いになる。その上でどっちが勝っていくか。最終的にはお互いの心と心の勝負にもなると思う。意地もあるし、やっぱり負けたくない。その辺は派手な試合になるんじゃないかと思っています」と攻撃的な比嘉との真っ向勝負に臨むと話した。

　対する比嘉は昨年9月にWBO世界バンタム級タイトルマッチで王者の武居由樹に挑戦。ダウンを奪うシーンもあったが、僅差判定で敗れ、試合後の会見で引退を表明していたが、復帰した。

　計量後の囲み取材で比嘉は「お互いここまで上手く仕上がっていると思う。（堤は）いい顔してましたね。ちょっと減量キツそうでしたね。顔が小さくなってました」と記者を笑わせながらも、互いにいい調子だと話した。
　武居由樹との試合と堤との試合では、どちらの方が自信があるかという質問には「（気持ちは）一緒なんですよね。前回も自信あって、ああいう結果になってしまいましたけど、自信の面で言ったら一緒ですね」と体のコンディションだけでなく、メンタル面でも調子がいいことを語った。

　過去にアマチュアでも対戦経験がある両者だが、プロでは20年10月に対戦し結果はドローだ。明日の試合は4年ぶりの再戦となるが、堤が初防衛を果たすのか。それとも比嘉が世界王者に返り咲くのか。

▶次のページは【フォト】堤のバキバキ腹筋、比嘉の逆三角形マッスル！フェイスオフで微笑むシーンも