ボクシング世界王者、体重超過後に大暴れし怪我人も…警察に連行され大ニュースに=海外報道
6月8日(現地時間)、米・オーランドで行われたプロボクシング興行で、WBO世界ライト級王者のキーショーン・デービス(米国)が初防衛戦前の計量で4.3ポンド(約1.95kg)オーバーし、王座を剥奪された上、試合も中止となった。
さらに、キーショーンは同興行で兄を破ったボクサーの控室に殴り込み、頭突きまで繰り出す騒ぎを起こし、警察も出動。相手側は「告訴する」と息巻いている。
【フォト&動画】キーショーンが控室に殴り込み!相手はコブが…体重超過でドヤ顔計量も
キーショーンは、米大手プロモーション会社トップランクが期待を寄せる王者で、東京五輪ライト級銀メダリスト。プロ戦績は13勝(9KO)1NCで、今年2月には無敗の王者ベリンチクを左ボディでKOし、戴冠したばかりだ。今回はその初防衛戦だった。
対戦相手は同級14位で、キーショーンの勝利が予想されていた。しかし、計量ではまさかの約1.95kgオーバー。反省の色もなく、相手ではなくセミファイナルの選手を挑発するなど、やりたい放題だった。
海外では2kg前後の体重超過の場合なら、ペナルティを払った上で試合が行われることもあるため、「それを見込んでいたのでは」との声もあった。
だが、相手陣営は安全面を考慮して試合のキャンセルを通達し、キーショーンは約1億5000万円ともいわれる報酬を失った。
この興行には弟のケーオンと兄のケルビンも出場。弟はKO勝利したが、兄はかつてキーショーンが対戦したナヒール・アルブライトに判定負けを喫した。
キーショーンは、そのアルブライトの控室を弟とともに襲撃し、飛び掛かり、『The SUN』紙などによると、地元警察に連行されたという。
襲撃を受けたアルブライトはその後のインタビューに「突然奴らが入ってきて、俺に文句を言い出して掴みかかってきた。俺が掴み返すと、頭突きまでしてきたんだ! ひどいコブができた」と語っている。
法的措置も検討しているというが、「奴との再戦も選択肢の一つだ。リングで決着をつける」と息巻く。二人の過去の対戦は判定2-0でキーショーンの勝利だったが、キーショーンのマリファナ陽性反応で無効試合となっている。
この騒動はSNSで瞬く間に拡散され、「ボクシングというスポーツにあってはならない愚行」「長期間の出場停止処分を受けるべきだ」「ノーフォーク州(※地元)の恥だ」と、キーショーンへの批判や落胆の声が相次いでいる。
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