タフな無敗王者が悶絶KO負け!超新星キーショーン戴冠で、デービス&ロマチェンコに宣戦布告=ボクシング
2月14日(金・現地時間)米ニューヨークMSGで行われたプロボクシング『WBOライト級タイトルマッチ』では、挑戦者で東京五輪銀・プロ14戦無敗の新星キーショーン・デービス(25=米)が4R、左ボディで豪快KO勝利。こちらも五輪銀で無敗の王者デニス・ベリンチク(36=ウクライナ)はヒザをつき立ち上がれず、激戦区ライト級に新たなスター王者が誕生した。
【フォト・動画】”ドスン”と豪快ボディKO!王者が崩れ落ち、苦悶で立てず
王者のベリンチクは、ロンドン五輪ライトウェルター級銀メダリスト。オレクサンドル・ウシクと同プロモーションでプロデビューし、かつてほロマチェンコとも家族ぐるみの付き合いをしていた、ウクライナの誇りを背負うボクサー。
昨年5月に元世界スーパーフェザー級王者エマヌエル・ナバレッテを下す番狂わせで戴冠した。無敗の19勝(9KO)で、粘り強さとテクニックを併せ持つ。
挑戦者のキーショーンはトップランク期待の新星。こちらは東京五輪ライト級銀メダリストで、プロ12勝(8KO)1NCの強打者だ。前戦は昨年11月、大幅体重超過の強豪グスタボ・レモスに圧巻のKO勝利を収め、王座に照準を定めた。
試合は王者がオーソドックス、サウスポーと構えを変えつつステップ、打ってはクリンチと手数を狙う。体格で勝る新星キーショーンは落ち着いて詰めては強烈な右アッパー。
次第にキーショーンが捉え、3Rにはキーショーンの左ボディ!王者がバランスを崩すようにダウンする。
しかし効いているようで、4Rには王者は警戒も、キーショーンは詰めてはアッパー、左フック。そしてまたもクリンチに来た王者の空いた腹へ、右ボディからの左ボディアッパー!”ドスン!”とモロに突き刺さった音が響き、王者が苦悶の表情でダウンした。
片膝を立て、立ち上がろうとするも叶わず。そのまま10カウントが鳴った。
試合前オッズもキーショーンが有利ではあったが、試合直後はネットで「ここまでの差があったか」とのコメントが多く見られた。
キーションは試合後インタビューで「俺と戦う度胸があるやつがいるなら、そいつに『かかってこい』って伝えてくれ」とコール。
続けて「誰でもいい。俺がぜひ戦いたい135ポンド級のチャンピオンが2人いる。もしそいつらに『ビジネスマン』と拳を交える根性があるなら、契約書を送ってこい。いや、こっちから送ってやってもいいぜ」と宣戦布告した。
現在ライト級の世界王者は、まずWBCにはシャクール・スティーブンソンがいるが、キーショーンとは”兄弟分”というほど仲が良く、前々から「戦わない」と公言していた。
残るはWBAのジャーボンテイ・デービス、IBFのワシル・ロマチェンコで、”2人”とは彼らを指しているものと思われる。
特にジャーボンテイには以前から対戦希望をしており、このライト級に誕生した新たなスターとの”デービス対決”は実現するのか。
次のページは【フォト・動画】”ドスン”と豪快ボディKO!王者が崩れ落ち、苦悶で立てず
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【フォト・動画】”ドスン”と豪快ボディKO!王者が崩れ落ち、苦悶で立てず
・デービスvsローチほか、放送予定は何時から?ボクシング4大世界戦を生中継=3.2
・角田夏実、凄すぎ”筋肉”で7ヶ月ぶり優勝!プールで見せた「バキバキ腹筋」+「太い腕」+「太腿」
・オール一本勝ちの阿部詩、大外刈りの動画公開にファン驚嘆「美しい、女王の復活だ!」
・”18歳”JKプロレスラー山岡聖怜、小さな布面積に鍛えたボディで週プレ登場!「思った以上に凄い身体」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!