ジェイク・ポールが世界ランキング入り濃厚!元王者に完勝し、次戦は世界タイトルマッチか
6月29日(日本時間)、米カリフォルニア州で行われたプロボクシング[クルーザー級10回戦]では、人気YouTuberボクサーのジェイク・ポール(28=米)が、元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベスJr(39=メキシコ)に判定3-0(99-91、98-92、97-93)で完勝した。『ボクシング・シーン』などは、この勝利によりジェイクの世界ランキング入りが濃厚であり、次戦が世界タイトルマッチとなる可能性もあると報じている。
【フォト&動画】ジェイク・ポール、元王者チャベスに完勝!強烈アッパーやボディで圧倒
ジェイクは昨年11月、マイク・タイソンとのビッグマッチに勝利したばかりであり、戦績は12勝(7KO)1敗。今回の相手は、伝説の世界3階級王者フリオ・セサール・チャベスの息子、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアとの一戦となった。
チャベスは2011年にWBC世界ミドル級王座を獲得し、3度の防衛に成功したが、王座から陥落後の薬物検査で大麻の陽性反応が出た。その後も練習の怠慢や私生活の乱れが動画で流出し、健康診断や薬物検査の拒否、大幅な計量オーバーなど、公私でたびたび物議を醸していた。
2017年にはカネロ・アルバレスと対戦するも、判定3-0(120-108×3)で完敗。2021年には元UFC世界ミドル級王者アンデウソン・シウバとボクシングルールで対戦したが、体重超過の末に判定負け。その後は薬物中毒などから入院していたが、昨年7月に元総合格闘家ユライア・ホールと対戦し、判定勝利を収めている。戦績は54勝(34KO)6敗1分1無効試合(NC)。
試合はジェイクがジャブからのワンツーで前に出たが、チャベスはなかなか手数が出ない。
後半にはチャベスが接近戦に持ち込み、得意の左ボディで会場を沸かせる場面もあったが、ジェイクはアッパーで応戦した。
最後はチャベスの追い上げもあったものの、一進一退の展開となり、ジェイクが手数で上回り判定勝利を収めた。
試合前、『ボクシング・シーン』はWBAのジルベルト・メンドーサ会長のインタビューを掲載し、「ポールが勝利すればWBAランキングに入ることを期待している」との発言を伝えていた。
同メディアはまた、同大会のアンダーカードで防衛に成功したWBA&WBOクルーザー級統一王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)と、ジェイクが「対戦することになるだろう」と予測している。
試合後、ジェイクは「ラミレスは動きが鈍く、戦っても楽勝だった」と挑発し、2人がフェイスオフするシーンもネットにアップされている。
さらにWBCのマウリシオ・スライマン会長も、ジェイクのランキング入りをほのめかしており、著名なボクシングジャーナリストのランス・パグマイア氏らによると、ジェイクの世界挑戦はWBC世界王者バドゥ・ジャック(スウェーデン)との対戦になるとの見方が強い。
▶次のページは【フォト&動画】ジェイク・ポール、元王者チャベスに完勝!強烈アッパーやボディで圧倒
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【フォト&動画】ジェイク・ポール、元王者チャベスに完勝!強烈アッパーやボディで圧倒
・「こんなヤバい奴いたの…」22歳の超新星ボクサー、元世界王者を秒殺KOに話題!豪快フックで3度倒し、次戦王者シャクール戦希望
・筋トレ趣味の“剣道女子”、こぼれそうな水着&美腹筋!週プレ登場で「彼女になって」ファン歓喜
・”猫耳”ラウンドガール七瀬なな、アクロバットで鍛えた豊満ボディ全開!「美しさがAIを超えている」
・高橋凛、「腹筋割れてきた」公開したボディと、意外なダイエット食
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!