”KO率77%”高見享介が世界初挑戦「6Rで倒す」宣言に、2階級王者ロサ「ユー、クレイジー!」=7.30
7月30日(水)、神奈川・横浜BUNTAIにて開催される『U-NEXT BOXING.3』の試合前会見が、28日に行われた。3大世界戦の先鋒[WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ]では、9勝無敗(7KO)の高見亨介(23=帝拳)が、王者エリック・ロサ(25=ドミニカ共和国)に挑戦する。
高見は先日の公開練習で”6RKO宣言”していたが、会見で王者に「ユー、クレイジー」と挑発されると「なおさら倒しにいきたい」と奮起した。
挑戦者の高見は、今年4月に日本ライトフライ級王座を獲得し、今回はプロ10戦目での世界初挑戦。戦績は9勝無敗(7KO)で、KO率は約77%。ライトフライ級では屈指の強打者だ。
8日の公開練習では「6回あたりで仕留められば」とKO勝利宣言していた。
王者のロサは、プロ4戦目で21年にWBAミニマム級暫定世界王座を奪取。暫定ながら、ドミニカ共和国では世界王座獲得最短記録を保持する。昨年12月にはWBA世界ライトフライ級王座を獲り、2階級制覇者となった。戦績は8勝無敗(2KO)で、今回が初防衛戦となる。
【両者の意気込み】
◆王者エリック・ロサ
身長:160cm リーチ:165cm 構え:サウスポー 戦績:8勝無敗(2KO)元WBA世界ライトフライ級王者(2階級制覇)
ー高見の”6RKO宣言”について
「相手は6RでKOすると言っているが、それは大きな間違い。まったくクレイジーな話だ。気をつけろ、もしかしたら俺がそのRでKOするかもしれない」
ー試合展開について
「相手のメリットを無効にし、自分のボクシングをやる。KOか判定かは、神様が判断すること。どちらでも俺は必ず勝利する」
ロサのトレーナー、イスマエル・サラス
「(高見に)KOを狙ってくる選手は、必ずガードが下がる。気をつけろ、そこを突いてゆく。リングの上に寝ることなるぞ」
◆挑戦者 高見亨介
身長:166cm リーチ:166cm 構え:オーソドックス 戦績:9勝無敗(7KO)
ー王者が”6RKO宣言”を否定したことについて
「(相手が)すごく6Rで倒されることを警戒しているみたいなので、意外にクレバーに戦える所を見せつつ、6Rで倒そうと思う」
ー横にいる王者に、何事か言われたようだが
「ユー、クレイジーと言われて、苦笑いしか出来なかった。けど、お互いたかぶってて自信満々の戦いが見れる。なおさら倒しに行きたい気持ちが強くなった。(トレーナーにガードが下がると言われ)めちゃくちゃガードを上げていきたい」
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