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【RISE】那須川龍心、現王者・花岡竜の“名前だけ”批判に「一からやる」決意!上村雄音と激突=1.18

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2025/12/11(木)UP

元フライ級王者・那須川龍心がスーパーフライ級王座へ「一からやる」決意!

 26年1月18日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 195』のカード発表会見が11日に都内で行われ、[スーパーフライ級3分3R・延長1R]で那須川龍心(TEAM TEPPEN)vs上村雄音(BK GYM)、長谷川海翔(誠剛館)vs星憂雅(IDEAL GYM)の同階級2カードが決まった。2カードの勝者は、内容次第で対戦が組まれ、現同級王者・花岡竜(橋本道場)への挑戦権が検討されるという。

【フォト】那須川龍心、バックスピンキックで一撃KO!

 この会見で中心になったのは、元フライ級王者の那須川龍心だ。今年8月の『RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』では政所仁からダウンを奪って勝利。10月の『GOAT』ではチャラームダム・ナヨックエータサラからバックスピンキックでKO勝ちを奪ったばかりで、花岡への次期挑戦者としての機運が高まっている。

那須川龍心(左から2番目)らスーパーフライ級の4選手が会見で意気込みを語った

 ところが、14日開催の『RISE194』で鈴木真彦と対戦する現スーパーフライ級王者の花岡は、RISEオフィシャルインタビューで那須川に対して「言ったら悪いですけど、正直僕からしたら眼中にないです。挑戦者の立場だし上がってきたらやる。“那須川”って名前がなかったら『お前ただの一般選手だからね』」と批判した。

 これに対して那須川は、RISEの伊藤代表に「一からやる」と直訴し、今回の試合が組まれたという。発言の真意を聞かれた那須川は「花岡選手から『一からやれ』と言われたので、じゃあやってやると思っただけ」と経緯を明かした。

 過去の実績から考えると、那須川はランキング3位の長谷川海翔と対戦するのが妥当かとも思われたが、選ばれたのは中村寛と同じBK GYMに所属する第6代DEEP☆KICK-53kg王者の上村雄音。上村は「お前誰やねん、と思っている方が多いはずですが、無名のダークホースが格闘技界を勝ち進んで行く方が絶対に面白いと思います」と不気味に笑い飛ばす場面もあった。

二階級制覇を目指す那須川龍心

 那須川は花岡から批判を受けたことについて「俺のこと好きなんだなと。でも向こうはチャンピオンなので言われるのは仕方ないですね」と気にしていないといい、「ここにいる選手で勝った方とやると思っています」とトーナメントだと思って戦うと断言した。

 ちなみに長谷川の相手は、初代KROSS×OVER KICK-53kg王者の星憂雅に決定。長谷川は「自分はこの試合をトーナメントだと思っています。2試合勝ったら花岡選手に挑戦できると思っています」と挑戦者決定戦のつもりで戦うと表明。

 対する星は「この会見前にXを見ましたけど、みんな『龍心と長谷川でしょう』みたいな感じで予想していて、やめてほしいなと思っていました。ここまで自分は、KROSS×OVERで13連勝。RISEではインパクトを残していないので、ここが大事な試合。かましたい」と下剋上を見せたいと意気込んでいた。

 那須川は上村と、長谷川は星とそれぞれ戦うことになるが、勝ち上がった選手が花岡への挑戦権をかけて激突することになるのか気になるところだ。

 14日の花岡vs鈴木戦を含めて、スーパーフライ級(-53kg)がどんな展開になっていくのか目が離せなくなっている。

<4選手のデータ>

▼那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級1位)
戦績:18戦15勝(7KO)2敗、MMA=1戦1勝(1KO)/オーソドックス/第3代RISEフライ級王者、ISKA K-1ルール世界ストロー級王者

▼上村雄音(BK GYM)
戦績:12戦8勝(3KO)3敗1NC/サウスポー/第6代DEEP☆KICK-53kg王者

▼長谷川海翔(誠剛館/同級3位)
戦績:19戦16勝(12KO)2敗1NC/サウスポー/第4代DEEP☆KICK-53kg王者

▼星憂雅(IDEAL GYM/同級4位)
戦績:16戦13勝(6KO)1敗2分/オーソドックス/初代KROSS×OVER KICK-53kg王者

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