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【シュートボクシング】イマダの投げで宍戸敗れる、高橋がRENAに勝って新王者に

2011/06/05(日)UP


▲イマダが宍戸を持ち上げて前方へ落とす投げでシュートポイントを獲得

シュートボクシング協会
「東日本大震災復興チャリティーイベント
SHOOT BOXING 2011 act.3 -SB169-」
2011年6月5日(日)東京・後楽園ホール
開場17:00 本戦開始17:30
※オープニングファイト開始17:15

▼メインイベント(第11試合) エキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○トビー・イマダ(アメリカ/Throwdown Elite Training Center/S-cup2010準優勝)
判定3-0 ※28-29、29-27、30-27
●宍戸大樹(シーザー/SB東洋太平洋ウェルター級王者)

 MMA(総合格闘技)ファイターのイマダは昨年のシュートボクシング(以下SB)ワールドトーナメント『S-cup2010』で元SB日本スーパーウェルター級王者の梅野孝明にKO勝利。

 続く準決勝ではSBの絶対王者アンディ・サワーを投げまくり、シュートポイントを奪って判定勝利を収めた。決勝ではブアカーオ・ポー.プラムックのロー キックでKO負けを喫したものの、何度倒されても歯を食いしばり立ち上がる勇姿に会場から大きな声援が飛んだ。

 迎え撃つ宍戸も『S-cup2010』1回戦でブアカーオに敗れたが、今年2月にはボーウィー・ソーウドムソンにリベンジを果たし、日本のエースとして復活。数々の強敵を相手に番狂わせを起こしてきた宍戸は、イマダという高い壁を越えることが出来るか?

 1R、宍戸は距離を取ってステップで大きく回り込み、ローキックを蹴って行く。対するイマダも軽快なステップを踏み、宍戸の進行方向を塞いで強烈なフックを放つ。パンチから組んでの投げを狙うイマダだが、宍戸はこらえる。

 イマダはボディブローから組み付いて立ったままの肩固め。これは転倒してブレイクに。離れると宍戸が前蹴り、バックスピンキックを連発してボディを攻めて行く。

 2R、宍戸はジャブを多用して前蹴りとバックスピンキック、左ミドルでボディを攻め、イマダは組み付いての投げを狙う。イマダが立ったままの肩固めを仕掛ければ、宍戸はそれをフロントチョークに切り返すという攻防も見られた。

 ここまではイマダの投げを防ぎ、逆に投げを狙う場面もあった宍戸だったが、ラウンド終了間際、イマダが宍戸の片足をクラッチして持ち上げ、前方へ投げてついにシュートポイントを奪う。

 3R、宍戸は前蹴り、左ミドル、バックスピンキックを繰り出すが、イマダの突進を止めるまでには至らない。

  宍戸の蹴りをキャッチしたイマダはそのまま持ち上げて前方へ落とし、2度目のシュートポイントを獲得。さらに払い腰風の投げでシュートポイントを追加す る。宍戸は逆転KOを狙ってハイキック、アゴへの横前蹴りを炸裂させるが、イマダは倒れずに組み付き、宍戸を投げて行く。

 宍戸の追い上げならず、3度のシュートポイントを奪ったイマダが判定勝ちし、S-cup準優勝の実力を見せ付け た。イマダは「今日の試合はいかがでしたか? 私はまたSBで戦いたいと思います。11月に参戦したいですね」と、11月5日・6日に東京・TDCホール で開催が決定したSBと修斗の合同興行『SHOOT THE SHOOTO』への参戦を希望。

「私は試合を始めた頃から修斗を見ていたので、修斗で試合が出来るチャンスをいただけたら光栄です。11月は修斗の試合でもSBの試合でもどちらでも構わない」とイマダ。

 シーザー武志会長は「アンディ・サワーがイマダとすぐにでもやりたがっているので、再戦を組みたい」とした。また、敗れた宍戸には「9月に東洋太平洋タイトルの防衛戦をやらせたい」と、次なる試練を与えることを明かした。



▲組み突きを多用したRENAだが、逆に高橋に投げられまくった

▼第9試合 SB日本レディース王座決定戦 51kg契約 3分5R無制限延長R
○高橋 藍(シーザー/同級2位)
判定3-0 ※50-46、50-47、50-47
●RENA(及川道場/Girls S-cup2009&2010王者/同級1位)
※高橋が第6代王座に就く。

『Girls S-cup2010』世界王者RENAと同準優勝の高橋が、13年ぶりに復活するSB日本レディース王座を賭けて激突! 前回の初対戦はRENAが延長戦の末に判定勝ちしているが、高橋は現在3連勝と波に乗っている。

 試合前のリング上には、初代&第4代SB日本レディース女王の藤山照美、第2代・石本文子、第5代・中村ルミを 始め、SB初のレディースマッチを行った仁あきらと風間ルミ、さらにSBレディースの歴史を彩ってきた選手たちがズラリと並んで紹介を受けた。また、リン グサイドには4月にエキシビションマッチでRENAと対戦し、大きな話題を呼んだ女子ムエタイ二冠王・神村エリカの姿も。

 1R、RENAが顔面前蹴りで先制。セコンドからの「前に出させろ」との指示通り、下がって高橋を呼び込み、パンチを当ててからクリンチに持ち込む。

 離れるとRENAは前進してくる高橋に前蹴り、左ミドル、そして右フック。組み付いて高橋のスタミナを奪う作戦なのか、クリンチを多用する。

 2R、RENAは前蹴りとミドルキック、バックスピンキックで高橋のボディを攻める。高橋がパンチを出してくるとすぐに組み付き、消耗戦に持ち込む。

 しかし、組んでからは高橋が首相撲の要領でRENAを崩し、マットに叩きつける場面が目立つ。投げも狙うRENAだが、高橋が組み勝ってRENAは何度もマットに這う。

 3R、高橋のパンチがRENAを捉え始めると、RENAは焦りからか大振りのスイングパンチを空振り。組み付くと高橋に投げられてしまう。シュートポイントになる鮮やかな投げ技ではないが、RENAは何度もマットに叩きつけられ、逆にスタミナの消耗が著しい。

 4R、完全にバテ気味のRENAは思い切ったパンチを振り回し、前蹴りとミドルキックを放つが、高橋がパンチを 打って来ると組み付いてしまい、逆に投げられる。高橋がRENAをマットに倒す度に場内からは歓声が沸き起こり、RENAは立ち上がるのに時間を要するほ どの疲労ぶり。

 5R、RENAは逆転を狙って右フックと前蹴りを放って行くが、打ち合いになると高橋がパワーで前に出て上回り、RENAは組み付くしかない。しかし、組み付いたところで高橋に投げられてしまい、完全にスタミナ切れのRENAは立ち上がるのがやっとの状態。

 判定は最大4ポイント差をつけて、高橋が圧勝。RENAにリベンジし、復活したレディース王座のベルトを巻いて女王の座に就いた。

「チャンピオンになりました! たくさんの人が私のたくましい背中を押してくれたのが心強かったです。リングの上では1人ですが、1人じゃないと感じました。もっともっと強くなります」と、高橋は喜びを語った。

 試合後、シーザー武志会長は「今まで何人も女子の選手を育ててきたけれど、彼女はサムライ。武士道を持っている」と絶賛し、「どうせなら頂上対決をやりたい」と、神村エリカに高橋をぶつけたいと語った。

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