【ホーストカップ昼の部】大和大地が地元でムエタイに勝利
アーネスト・ホーストジムJAPAN
「HOOST CUP~魂・其之弐~(スピリットツー)」DAY FIGHT
2013年2月24日 (日)愛知・東海テレビ・テレピアホール
▼メインイベント WINDY SUPER FIGHT提供試合 ムエタイルール 3分3R延長1R
○大和大地(大和ジム/NJKFスーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-29
●エム・ラジャサクレック(タイ/ラジャサクレックムエタイジム)
大和は昨年11月25日に東京・後楽園ホールで開催されたNJKFの大会で、KEIを5RにKOで破りNJKFスーパーフェザー級王座に就いた。エムは67戦53勝10敗4分の戦績を持つ20歳のタイ人。初のタイ人選手との対戦で大和は王者としての第一戦を地元で行うことになったが、勝利で飾れるか?
1Rからパンチ、ローを的確に当ててペースを握る大和。久々の試合で動きの重いエムだが、時折返すサウスポーの左ミドルはキレがある。1Rは大和優勢。
2R、ボディブローも混ぜたコンビネーションで圧倒し始める大和だが、エムが徐々にヒジを近距離から当て始め、大和は戦いづらそう。大地のパンチ、ボディブローとローキックに対し、エムのヒジ、ヒザとミドルが交錯する。
3R、エムが畳み掛けるが、大和は追随を許さず終盤は攻撃をまとめあげ、見せ場を作っての判定勝ち。エムの追い上げとムエタイの凄さも観客に伝わり、お互いの良さがでた一戦となった。
▼第6試合 ダブルセミファイナル 3分3R延長1R
○白狼(命武會)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●祐治(M-FACTRY)
サウスポーでどっしりと構える祐治は、序盤から左のローを中心に仕掛ける。対する白狼は慎重にこつこつと攻撃を返す。
2R、祐治の攻撃にテンカオ(相手をつかまないで蹴るヒザ蹴り)を合わせ、ペースを作り始める白狼。祐治もキレと重さのある攻撃を繰り出すが単発になり、手数の多い白狼がこつこつと返す印象。
3Rはお互いに動き出したが、慎重に的確な技を返した白狼が判定勝利を飾った。
▼第5試合 ダブルセミファイナル WINDY SUPER FIGHT提供試合 54kg契約 2分5R
○福田海斗(キング・ムエ/WINDY SUPER FIGHT 55kg級王者、TRIBELATEフライ級王者
TKO 3R ※ドクターストップ
●熊井亮介(Y’ZD GYM/UKFキックボクシング 日本ジュニア48kg級王者、APKFジュニア50kg級王者、ドラゴンボクシングスタジアム認定ジュニア50kg級王者)
中学生同士のお互いタイトルホルダーである、ジュニアムエタイのエリート決戦。初盤から体格にも勝る熊井が強いパンチを当て、福田の顔を仰け反らせる。ダウン寸前まで追い込むも福田も気持ちが強く耐え抜く。
2R、首相撲とヒジに切り替えた福田が少しずつペースを取り返す。
しかし熊井のパンチは相変わらず的確で、両者油断が許されない展開。2R途中、福田のヒジ打ちによる鼻の出血で熊井にドクターチェックが入る。再開後の追随をなんとかしのいだ熊井。
3R、熊井のパンチに対し、福田の組みヒザ、ヒジが交錯する。またも熊井が鼻の出血でドクターのチェックが入る。激しい出血のためドクターストップで福田がTKO勝ち。
追い込んだ熊井の健闘も光る、ジュニアの域を超えた激しい一戦となった。
▼第4試合 63kg契約 3分3R
○富平禎仁(アーネスト・ホーストジムJAPAN)
判定3-0 ※三者とも30-28
●龍啓(国士会館)
▼第3試合 53kg契約 3分3R
○水野志保(名古屋JKファクトリー/J-GIRLSバンタム級2位)
判定2-0 ※29-29、30-29、29-28
●谷村郁江(REALDEELGYM/J-GIRLSバンタム級6位)
▼第2試合 57kg契約 3分3R
○マン☆五郎(大和ジム)
TKO 1R2分42秒 ※3ノックダウン→レフェリーストップ
●宮田裕司(正道会館)
▼第1試合 63kg契約 3分3R
○早坂太郎(名古屋JKファクトリー)
TKO 3R ※セコンドからのタオル投入
●八田 塁(正道会館)
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