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【ボクシング】亀田大毅、減点2も有効打の差で勝利

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2013/09/03(火)UP

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「IBF世界スーパー・フライ級王座決定戦」
2013年9月3日(火)香川・サンメッセ香川

▼IBF世界スーパー・フライ級王座決定戦 3分12R
○亀田大毅(亀田ジム/IBF世界スーパー・フライ級3位、元WBA世界フライ級王者)
判定3-0 ※114-112、116-110、117-109
●ロドリゴ・ゲレロ(メキシコ/IBF世界スーパー・フライ級4位、元王者)
※亀田が第25代王座に就く。

 亀田兄弟の次男・大毅が、1年9カ月ぶりの世界王座獲得と2階級制覇、そして史上初の3兄弟同時世界王者の記録を懸けてIBF世界スーパー・フライ級王座決定戦に臨んだ。

 今回は過去トップ3に入るほど減量がきつく最後の5日間はほとんど絶食していたという亀田。しかし、同タイトルの元王者ゲレロも3度目にして計量をパスするという減量苦だった。

 1Rから亀田はガードを下げて挑発。フットワークを使ってリングを大きく回り、ゲレロが入ってくると右ストレートを狙う。このノーモーションで繰り出す右のパンチが、度々ゲレロの顔面を捉える。

 試合が大きく動いたのは8R、ヒット&アウェイに徹するゲレロが強引に距離を詰めて打ち合いに持ち込む。10Rには亀田が足を止めて打ち合い、右ストレート、左フックをショートでヒットさせた。

 11Rも前に出る亀田が打ち合いの中で左フックをヒットさせるが、5Rに続いてローブローで減点を取られてしまい減点は2に。

 最終12R、KOを狙って攻めるゲレロの攻撃をかわしながら、亀田が右ストレート、左フック。タフなゲレロも左右のフックとアッパーを繰り出して応戦。勝敗は判定に持ち込まれ、判定3-0で有効打の多かった亀田が勝利。

 笑顔で両手を挙げた亀田だったが、マイクを向けられると「(兄弟世界王者の)仲間入りが出来て嬉しい。作戦通りにやれば絶対に勝てると言われた。前回は作戦通りに行けなくて負けてもうたんで、今回は作戦通りに行きました。これで世界一の三兄弟になれました」と嬉し涙を流した。

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