【ムエタイ】大田原弟・虎仁、ラジャダムナンのメインでTKO勝ち
シンラパ・ムエタイ Vol.11 |
「スック・ワンギントーン」
2013年9月22日(日・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム
写真・記事=シンラパムエタイ/早田寛
▼メインイベント(第7試合) 115ポンド契約
○トラ・エクシディコンジム(=大田原虎仁/B-FAMILY NEO)
TKO 4R
●メオダム・ギャットアンノン(タイ)
タイの二大殿堂スタジアムの ひとつ、ラジャダムナンスタジアムのメインイベントにタイで活躍する大田原兄弟の弟・虎仁(B-FAMILY NEO)が出場した。
試合は2Rから激しさを増した。メオダムは鋭いミドルキックで襲いかかってくると、大田原はこれにパンチとローを合わせていく。ムエタイでは一見パンチやローキックはポイントの低い技と見られがちだが、大田原の上下に散らした攻撃が多数ヒットし、2R開始時で賭け率は若干大田原寄りについた。
しかし、メオダムも15歳にして30戦の戦績があるだけに反撃し、距離を詰めて絶妙なタイミングでテンカオ(ヒザ蹴り)を合わる。3Rに入ると、既に大田原が大差で賭け率を得ていた。それまで大田原のローキックのダメージが蓄積してきたのか、メオダムは接近戦を仕掛け絶妙なタイミングでヒジを放つ。大田原は強引に組んでくるメオダムから距離を取り、ローとパンチでダメージを与えていく。
4R、後半戦に強い大田原は、ミドル、パンチのコンビネーションで前に出る。ひたすら前進し、メオダムを追い詰めていく攻撃に場内も沸く。メオダムは大田原の回転の速い打撃についていけず、コーナーでローキック、ボディーパンチを食らい続け足元がよろけたところで、レフェリーは試合をストップ。
4RTKO勝利を決めた大田原は「はじめてのメインだったので緊張しましたが、日本人の応援が多かったので力になりました。また来月に日本で試合をするので楽しみにしてください。兄貴(友亮)とは違う戦い方ですが、盛り上げますので応援宜しくお願いします」とコメントしている。
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