【UFC】ファブリシオ、ブラウン撃破で王座挑戦権を獲得
ZUFFA
「UFC on FOX 11」
2014年4月19日(土・現地時間)アメリカ・フロリダ州オーランド アムウェイ・センター
▼メインイベント ヘビー級 5分5R
○ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル/ヘビー級2位)
判定3-0 ※49-46、50-45、50-45
●トラヴィス・ブラウン(アメリカ/ヘビー級3位)
これまでにエメリヤーエンコ・ヒョードルに腕ひしぎ十字固めで一本勝ちしたファブリシオと、アリスター・オーフレイム、ジョシュ・バーネットをKOしたブラウンの一戦。なお、この試合の勝者にはUFC世界ヘビー級タイトル挑戦権が与えられる。
1R、ブラウンが右ロー。ファブリシオは左ストレート。ファブリシオがパンチでいくと、ブラウンはヒザ蹴りで突き放す。ファブリシオはしつこく組み付いてテイクダウンに成功すると、上からガッチリと押さえ込む。ブラウンは立ち上がり、脱出に成功。
ブラウンが前蹴り、アッパー。ファブリシオは左ミドルを炸裂も、ブラウンは「効いてない」とばかりにジェスチャーを見せ余裕の様子。しかし、ブラウンは疲れが見え始めて手数が減る。チャンスとみたか、ファブリシオがスタンド勝負に出るとパンチが当たり始め、バックスピンキック。さらにラッシュを仕掛けたところでゴング。
2R、ファブリシオの左ストレートがヒット。そしてタックルでテイクダウンするとブラウンのバックにつく。ファブリシオはサイドポジションから腕をキャッチしアームロックを狙うと、ブラウンが立ち上がる。お互いに疲れが見え、見合う時間が多くなる。
3R、ブラウンは大振りのパンチを振るうも、ファブリシオが距離を取ってヒットを許さない。チャンスとみれば一気に詰める。金網際に追い込むファブリシオがパンチ連打もブラウンはしっかりとガード。お互いに疲れを見せながらも単発でパンチを当てていく。見合う中、ブラウンがローから左ハイをクリーンヒットさせたところでゴング。
4R、左ジャブ連打からローにつなぐファブリシオ。チャンスとみれば、ファブリシオはパンチ連打で突進する。ブラウンの右ストレートがヒット。ここでもお互いに様子を見ながら単発の攻撃となってしまう。
5R、ファブリシオがタックルからテイクダウンもすぐにブラウンが立ち上がり、スタンドの攻防へ。両者ともにジャブを突き合う。ファブリシオが左ミドルからパンチのラッシュ。ファブリシオのジャブでブラウンは鼻血を出す、顔面は真っ赤に染まる。ブラウンは残り時間僅かのところで手数を増やしたが、ファブリシオが距離を取る。判定3-0でファブリシオが勝利し、UFC世界ヘビー級タイトル挑戦権を獲得した。
▼ライト級 5分3R
○ドナルド・セローニ(アメリカ/ライト級8位)
一本 1R3分15秒 ※チョークスリーパー
●エドソン・バルボーサ(ブラジル/ライト級12位)
打撃戦で優位に立つバルボーサ。セローニのフックを受けてしまう場面もあったが、持ち応える。バルボーサがバックキック、左ミドルで攻めこむとセローニの左ジャブがクリーンヒット。そのままバックについたセローニがチョークスローパーで一本勝ちした。
▼女子バンタム級 5分3R
○ミーシャ・テイト(アメリカ/女子バンタム級3位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●リズ・カムーシェ(アメリカ/女子バンタム級7位)
▼ミドル級 5分3R
○ジョエル・ロメロ(キューバ/ミドル級14位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ブラッド・タヴァレス(アメリカ/ミドル級13位)
▼ライト級 5分3R
○ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア/ライト級7位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル/ライト級5位)
※次回は4月27日(日)11:00~WOWOWライブにて「UFC 172」五味復活!ジョン・ジョーンズ登場を放送。
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