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【J-NETWORK】優希、若山龍嗣を下し王座奪還

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2014/06/01(日)UP

J-NETWORK
「J-FIGHT&J-GIRLS 2014 3rd」
2014年6月1日(日)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第8試合)J-NETWORKスーパーフライ級タイトルマッチ 3分5R
○優希(Desperado/J-NETWORKスーパーフライ級1位、WPMF日本スーパーフライ級6位、前J-NETWORKスーパーフライ級王者/挑戦者)
判定2-0 ※49-48、49-49、49-48
●若山龍嗣(DRAGON GYM/J-NETWORKスーパーフライ級王者、DBSスーパーフライ級王者)
※優希が新王者に、若山は初防衛に失敗

 両者は昨年5月のJ-KICKにて初対峙。タイトル挑戦権を獲得した若山が当時の王者・優希に挑み、4RKOで下し王座を奪取した。優希がベルト奪回なるか、若山が初防衛成功なるか。 

 1R、ローを蹴る優希に対し若山はパンチでカウンターを狙う。左フックから右ローを出す優希に若山は左ミドル。お互いカウンター狙いで見合う場面のある静かな展開。

 2R、ワンツーから左ミドルの若山、それをキャッチして左ボディーを叩きこむ優希。さらにバックキックで一瞬若山の動きが止まり、そこへ優希がパンチとローを浴びせる。偶然のバッティングで優希の左まぶたが大きく腫れる。

 3R、若山は首相撲からのヒジ、ヒザからの右ロー。優希はジャブからのロー連打。若山も右ローを返す。

 4R、ワンツーで飛び込みパンチ連打から右ローの若山、優希も右ローから右ストレートをヒットさせる。優希は若山のミドルをキャッチしてこかす。

 5R、同じくワンツーで前に出る若山に対し、優希は左ミドル、バックブロー、首相撲からのヒジ。終始互角の展開だったがクリーンヒットで上回った優希が僅差で判定勝利し王座に返り咲いた。

「正直、初めてベルトを獲った時より嬉しい。あと何年もやれないけれど、今以上に強くなっていく」と、昨年奪われたベルトを取り戻した優希に満面の笑みがこぼれた。


 


▼セミファイナル(第7試合)57kg契約 2分3R
○大石綾乃(OISHI GYM/J-GIRLSフェザー級王者、WBCムエタイ日本女子フェザー級王者)
判定3-0 ※29-26、29-27、29-27
●成沢紀予(フォルティス渋谷/J-GIRLSフェザー級2位)

 成沢はこの試合が引退ラストマッチ。対する大石はケガでの長期休養を経て1年3カ月ぶりのリング復帰。今回、2009年4月のJ-GIRLS以来三度目の対戦となった。

 1R、お互いローの蹴り合いから始まり、大石が早々にプレッシャーを強める。ジャブで距離を取る成沢、だが右フックを受けバランスを崩したところに顔面前蹴りが入りいきなりのダウン! 再開後、仕留めにかかる大石に対し、成沢はパンチの打ち合いで応戦。

 2R、大石は距離を詰めながらパンチとロー、そしてボディブロー。成沢はパンチ連打、接近戦から左のテンカオを突き刺す。

 3R、打ち合いで成沢がバランスを崩したところに大石が顔面ヒザを入れてしまい減点1。再開後、パンチで一気に前に出る大石に対し、成沢は左のテンカオ、一歩も退かず激しく打ち合う。最後までその打ち合いは続くも、ポイントを取った大石がフルマークの判定勝利、復帰戦を白星で飾った。

 大石は「昨年5月に手術をしてから先が長くて、引退しようと思ったこともあった。でも周りの皆がいつも応援してくれて、頑張って今日の日を迎える事ができた。同じフェザー級の選手がいなくなってきちゃったけれど、J-GIRLSとWBCのベルト、そして世界のベルトを獲る大きな夢があるので、私は頑張っていく」と涙を流しながら心情を語った。

 全試合終了後には成沢の引退セレモニーが行われ、同じフェザー級で戦ってきた佐々木仁子、WPMF日本女子ミニフライ級王者・ちはる、またKrushで活躍しているISKA世界バンタム級王者・寺戸伸近や山本優弥ら多くの選手関係者が駆け付け、成沢の14年にわたる格闘技人生は華やかに幕を閉じた。


 

▼第6試合 J-NETWORKフェザー級次期王者挑戦者決定トーナメント決勝戦  サバイバルマッチ1
○久世秀樹(レンジャージム/J-NETWORKフェザー級2位、WINDY SUPER FIGHT フェザー級王者、WPMF日本フェザー級2位)
延長判定3-0 ※三者とも10-9
●八神剣太(レジェンド横浜/J-NETWORKフェザー級4位)
※本戦は判定1-0(29-29、29-28、29-29)
※久世がトーナメントを勝ち上がり、タイトルマッチ進出

▼第5試合 ウェルター級 3分3R
○大場直明(K&Kボクシングクラブ/J-NETWORK 2013 ウェルター級新人王)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●記村一成(小比類巻道場)

▼第4試合 J-NETWORK 2014 スーパーライト級新人王トーナメント準決勝  サバイバルマッチ1 ※ヒジなし
○どん冷え貴哉(Dropout)
判定2-0 ※29-28、29-29、29-28
●武泰(Team Gale)
※どん冷え貴哉がトーナメントを勝ち上がり、決勝戦進出

▼第3試合 スーパーフライ級  3分3R
○鳩(TSKjapan)
KO 1R1分2秒
●テゲ(Dropout)

▼第2試合 J-GIRLSフライ級次期王者挑戦者決定トーナメント一回戦 サバイバルマッチ1
○佐々木蝶里(ささき・みいり/尚武会)
判定3-0 ※30-27、29-28、30-28
●横田香織(Kick Box)
※横田の体重オーバーによりグローブハンディと減点1スタート。勝敗に関わらず佐々木蝶里がトーナメント勝ち上がり

▼第1試合 46.5kg契約 2分3R 
△大川かおる(トイカツ道場)
ドロー 判定1-1 ※29-29、29-28、28-29
△環(Dropout)

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