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【ボクシング】八重樫、最強の挑戦者にTKOで敗れる

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2014/09/05(金)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

▲怪物ゴンサレス(右)の強打が八重樫(左)を襲う

大橋ボクシングジム
「村田諒太第5戦&井上尚弥・八重樫東ダブル世界戦」
2014年9月5日(金)東京・代々木第二体育館

▼第5試合 WBC世界フライ級タイトルマッチ 3分12R
○ローマン・ゴンサレス(ニカラグア・帝拳/元WBA世界ミニマム級&ライトフライ級王者、WBC世界フライ級1位・挑戦者)
TKO 9R2分24秒
●八重樫東(やえがし・あきら/大橋ジム/WBC世界フライ級王者)
※ゴンサレスが新王座に就く。八重樫は4度目の防衛に失敗。

 4度目の防衛戦となるWBC世界フライ級王者・八重樫が、最強の挑戦者を迎えた。挑戦者のゴンサレスはプロ・アマを通じて126戦全勝、KO率は80%を超える強打者で、これまでWBA世界ミニマム級とライトフライ級の2階級を制覇している怪物だ。

 ゴンサレスは2Rになると前へ出て八重樫にロープを背負わせるが、八重樫は打ち合いを挑む。飛び上がるようにしてフックを放つトリッキーな動きも見せた。

 3R、両目が腫れてきた八重樫だが、ゴンサレスにロープ際へ追い詰められても打ち返す。場内は大きな八重樫コールが沸き起こるが、左フックでダウンを奪われた。

 4R以降は壮絶な打ち合いが続いた。八重樫が接近しての打ち合いを挑み、ゴンサレスの強打に一歩も退かない。

 しかし、6Rになると打ち合いの中でもゴンサレスのパンチを八重樫が被弾する場面が目立つ。8R、左フックをヒットさせた八重樫にゴンサレスは強烈な右ストレート、左ボディ。パンチをもらっても、なおノーガードになって打ち合う八重樫。

 そして9R、八重樫から打ち合いを仕掛ける。八重樫の連打を頭を左右に振ってかわしたゴンサレスはお返しの連打。フラフラになりながらも打ち合いを挑む八重樫だったが、アッパー連打からの左フックをもらってダウン。レフェリーはカウントを途中でストップし、試合をストップした。

 激闘を制して3階級制覇に成功したゴンサレスは、試合終了のゴングが鳴ると涙を流した。場内には両者に大きな拍手が送られた。

 井上尚弥vsサマートレック・ゴーキャットジムはこちら
 村田諒太vsアドリアン・ルナはこちら

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