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【ボクシング】村田、5連続KO勝利ならず判定勝ち

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2014/09/05(金)UP

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▲村田のプロ5戦目は初の判定決着でメキシコ王者を破った

大橋ボクシングジム
「BOXING DIAMOND GLOVE SP THE FIGHT」
2014年9月5日(金)東京・代々木第二体育館

▼第3試合 ミドル級 3分10R
○村田諒太(帝拳ジム/2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリスト、WBC世界ミドル級12位)
判定3-0
●アドリアン・ルナ(メキシコ/WBC世界ミドル級21位、メキシコ・ミドル級王者)

 プロデビュー以来4戦4勝(4KO)の村田が、WBC世界21位でメキシコ・ミドル級王者のルナと対戦した。

 1R、村田得意の打ち下ろす右ストレートでルナは早くも腰を落とす。その後も右ストレート、左ボディブロー、右アッパーで追い込む村田だが、ルナもボディへの連打で応戦。

 4Rには村田がロープに詰めての右ストレートでダメージを与え、さらに右をヒットさせるとルナは尻もち。これはダウンとはならなかったが、村田は右を連続ヒットさせる。

 しかし、その後はルナがしつこいボディブローと細かい顔面への連打で粘り、6R以降になると前半飛ばしすぎたためか村田の動きが鈍くなる。

 8Rからは両者接近戦。9R終盤に村田は右ストレートを連打しての突進を見せ、ラウンド終了間際には両者打ち合う。

 そして最終10R、村田は打ち下ろしの右ストレート連打で猛然と襲い掛かる。ルナはクリンチ。村田は左ボディと右フックで追い込むが、ルナも手数を出して応戦する。

 村田はプロ初のフルラウンドを戦っての判定決着となり、判定3-0で5連勝を収めた。「倒したかったんですが、6Rくらいからきつくて心が折れそうになりました」と、村田はホッとした表情を見せた。

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▼予備カード スーパーバンタム級 3分4R
○三瓶一樹(ワタナベジム)
TKO 2R1分32秒
●石田玄治(川崎新田ジム)

▼第2試合 バンタム級 3分8R
○松本 亮(大橋ジム)
KO 2R32秒
●デンカオセーン・カオウィチット(タイ/元WBA世界フライ級王者、元WBA世界スーパーフライ級暫定王者)

▼第1試合 フライ級 3分8R
○井上拓真(大橋ジム)
KO 2R51秒
●チャナチャイ・ソーシアムチャイ(タイ)

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