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【UFC】ハントがアッパーで豪快KO勝ち

秋山成勲が判定勝利、中井りんはミーシャ・テイトに一歩及ばす
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2014/09/20(土)UP

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ZUFFA
「UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014」(2P目)
2014年9月20日(土)さいたまスーパーアリーナ
観衆=12,395人 


▼ウェルター級 5分3R
○秋山成勲(チームクラウド)
判定3-0
●アミール・サドラー(アメリカ)

 秋山は2012年2月のUFC日本大会以来の試合となり、UFC戦績は1勝4敗。現在4連敗中であり、生き残りを懸けた一戦となる。2年半ぶりの試合となる秋山成勲(チームクラウド)の対戦相手は、カイル・ノーク(オーストラリア)からアミール・サドラー(アメリカ)に変更となった。サドラーは7勝4敗の戦績で、長いリーチを活かした打撃が得意。

 1R、サドラーの左ハイを受け止めて、転倒させた秋山が上になる。秋山はガッチリと抑え込み、時折ヒジを落とす。相手が立ち上がると秋山は後ろ蹴り、パンチで圧力をかける。

 2R、左右のハイキックを繰り出すサドラーだが、秋山は冷静にかわす。

 サドラーは秋山のパンチに合わせて左右のロー、秋山は右ストレートを突き刺すが、サドラーはローを蹴り続ける。秋山の左強打でサドラーは後方へ吹っ飛び、秋山が上からパンチを落とす。

 3R、秋山がワンツーで前へ出る。回り込むサドラーに後ろ蹴りをヒットさせ、さらにジャブを出して前へ出て行く。

 ハイキックを受けられて転倒したサドラーの上に乗り、秋山はパンチを連打していく。試合終了までパンチを連打していった秋山が判定で復活勝利を飾った。

 秋山は勝利者インタビューで、「応援に来てくれた方、2年半待っていてくれた方に感謝したいです。一度自分はヴァンダレイ・シウバとやりたいと言って流れてしまいました。階級が違いますが、UFC側に考慮していただいて彼と試合がしたいです」と、シウバとの対戦をアピールした。

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▼女子バンタム級 5分3R
○ミーシャ・テイト(アメリカ/UFC世界女子バンタム級3位)
判定3-0 ※29-28、29-27、29-27
●中井りん(パンクラス ヴィーナス/パンクラス女子バンタム級王者)

 パンクラス女子バンタム級王者で17戦無敗の中井が、アジア人の女子ファイターとして初めてUFCに参戦。対戦相手はUFC世界女子バンタム級3位のテイトという強豪が用意された。

 1R、中井は身体を小刻みに動かしながら左右に回り込む。ミーシャの足払いで転倒させられた中井だがすぐに立つ。

 ミーシャの右ストレート、右アッパーをもらう中井は組み付くが、ショートのヒジを入れられる。何度もタックルに行く中井だがテイクダウンは奪えない。

 2R、中井は片足タックルでミーシャに尻餅をつかせるが、ミーシャはすぐに立つ。

 再び組み付いた中井はミーシャの投げを防いでバックを奪うことに成功、中井コールが沸き起こるが、ミーシャは中井をマット落として上に乗る。そしてヒジの連打。スタンドに戻るとミーシャのヒジをかわした中井が片足タックルも、テイクダウンは奪えなかった。

 3Rが始まってすぐ、中井がタックルからバックを奪う。寝技に持ち込み、スリーパーを狙うがミーシャは中井を背負ったまま立ち上がって脱出。組んできた中井にミーシャがヒジ、ヒザ。中井は何度もタックルに行くが、ことごとくミーシャに切られる。残り30秒で尻餅をつかせたが、ミーシャは立ち上がる。

 判定は3-0でミーシャが勝利。「テイクダウンをディフェンス出来たし、私の試合展開だった。3Rは特に彼女が必死になってきたのでテイクダウン(を仕掛けて来るの)が多かったが、しっかりテクニックで抑えた」と、ミーシャは笑顔で勝利者インタビューに答えた。

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・中井りんのラウンドガール  

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