【Krush】武尊がダウン3度奪う圧勝で防衛、K-1出撃宣言
【動画】2013年9月15日 ゲーオvs梅野のノーカット試合動画 |
【動画】木村ミノルがわずか59秒で戦慄のKO勝ち |
【インタビュー】勝者の理由・木村”フィリップ”ミノル |
グッドルーザー
「Krush.51」
2015年2月6日(金)東京・後楽園ホール
▼第8試合 メインイベント Krush-58kg級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○武尊(チームドラゴン/王者)
判定3-0 ※30-25、30-25、30-24
●大滝裕太(ネクサスジム/挑戦者)
※武尊が3度目の防衛に成功。
武尊は3度目の防衛戦。大滝は昨年12月に林京平と挑戦者決定戦を行い、2R42秒、右ストレートでKO勝ちを収めて挑戦権を手に入れた。
1R、武尊が右フックを空振りしたところに大滝の右ストレートがヒット。
武尊は前蹴りとヒザ蹴りをタイミングよく出し、打ち合いで左フックをヒットさせると一気にラッシュ。しかし、大滝も左フックを返して武尊が尻もちをつく。武尊は笑いながらカモンゼスチャー。左飛びヒザ蹴り、左フックをヒットさせると一気にラッシュし、圧倒するかと思いきや大滝も打ち返す。
2Rも武尊は笑いながら「来いよ」と挑発し、大滝のパンチをもらうとパンチ、蹴りの倍返し。途中からボディへのヒザ、前蹴りを集中させ、ボディへのパンチ連打でダウンを奪う。後ろ蹴りからさらにボディへの連打でダウンを追加。
3Rも前蹴りとヒザでボディを攻め、パンチをもらっても前へ出て行く武尊。大滝も打ち返すが左ボディブローでまたもダウンを喫する。逆転を狙って打ち合いにいく大滝だったが、武尊が前蹴りとヒザ蹴りの連打でリング狭しと追い回す形になった。武尊が大差の判定勝ちで熱闘を制し、3度目の防衛に成功。
マイクを持つと、「(Krush王座の)最多防衛記録が3回ですが、僕はミスターKrushと呼ばれたいのでその記録に並べてよかったです。今回はKO出来ませんでしたが、次、4月にK-1の55kgトーナメントが開催されるので、僕は3試合ともKOを見せるのでぜひ見に来てください」とK-1出撃を宣言した。
試合後のインタビューでは「左足の甲を怪我していていつもの戦いが出来なかった」と打ち明け、「でもいい勉強になりました。K-1に向けていい練習が出来ると思う」と語った。
▼第7試合 セミファイナル スーパーファイト Krush-65kg Fight 3分3R延長1R
○野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場/第2代Krush -67kg級王者)
判定3-0 ※三者とも30-27
●イリアス・ブライド(モロッコ/Mike’s gym/Enfusion世界-67kg王者)
野杁が「過去最高に強い相手」と評するイリアスは、昨年11月に開催されたK-1 WORLD GP-65kg初代王座決定トーナメントのリザーブファイトで泰斗に3RでKO勝利。関係者からは「トーナメント本戦に出た外国人選手よりも強いのでは?」と評価された選手だ。
1R、軸足蹴りで先手を取った野杁にイリアスは回転の速いコンビネーションパンチを叩きつける。野杁はガッチリと両腕のガードを固め、至近距離でイリアスの前足太ももへヒザを突き刺し、カカトでも太ももを蹴る。
2R、野杁の左ヒザがボディに突き刺さり、一瞬腰を落としたイリアスだが、強気にパンチの連打を打ち返す。
野杁はさらに左ボディブローを決め、ガードをしっかりと固めてロー、太ももへのヒザとカカト蹴りを連発。パンチは左ボディブロー以外ほとんど出さない。
3R、野杁は両腕ガードでイリアスにパンチを当てさせず、ボディと顔面への前蹴り。そしてタイミングのいい右ローでイリアスのバランスが大きく崩れる。
左ショートアッパーの連打も決まり、終了間際、野杁が右ローでついにダウンを奪い判定で完勝した。
野杁はマイクを持つと、「野杁正明が後楽園ホールに帰ってきました。11月の65kgトーナメントのリザーブファイトでKO勝ちした選手に完勝したので、4月のK-1は65kgのワンマッチと55kgのトーナメントで盛り上がっていますが、僕とゲーオが組まれたらもっと盛り上がると思う。ぜひ組んでください」とゲーオ戦をアピールした。
☆【動画】大和vs野杁の激闘の試合(2014年2月16日)
☆読者が選んだベストバウトNo.1は大和哲也vs野杁正明
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】