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【J-NETWORK】最強女子高生・山口が優勝、タイトルに王手

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2015/09/06(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 

山口(左)が長いリーチから伸びのある左ストレートを繰り出し、Yuuki(右)の頭を跳ね上げる

J-NETWORK
「J-FIGHT 44」
2015年9月6日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX

▼第26試合 メインイベント J-GIRLSミニフライ級次期王者挑戦者決定トーナメント決勝戦 サバイバルマッチ1
山口友花里(空手道白心会/J-GIRLSミニフライ級5位)
判定3-0 ※三者とも30-27
●キラッ☆Yuuki(魁塾/J-GIRLSミニフライ級6位)
※山口が優勝。ミニフライ級王座次期挑戦権を獲得。 

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

サウスポースタイルから鋭い右のジャブを繰り出す山口

 5月大会より開幕した「J-GIRLSミニフライ級次期王者挑戦者決定トーナメント」の決勝戦。勝ち上がったのは“最強女子高生”山口と、その山口にプロ唯一の黒星を付けたキラッ☆Chihiroの妹Yuuki。

 1R、サウスポーの山口が軽快なフットワークから右ジャブ、左ストレート、あるいはワンツーを中心に攻める。対してガードを固め、蹴りから距離を縮めようとするYuukiだったが、なかなかクリーンヒットはない。

以前はパンチの技術ばかり目立っていた山口だが、今回は蹴りも多用

 2R、「手数が少ない」とセコンドに就く姉Chihiroに叱咤され、開始早々から前に出るYuuki。山口は右ジャブと左ストレートに加え、左ミドル、左ハイと蹴りが増える。

 山口は相手のクリーンヒットを許さず、自身はパンチを相手の顔面に浴びせ続ける。

 3Rも展開は変わらず。山口が右ジャブと左ストレートで相手の顔面を跳ね上げ、Yuukiが中に入ってこようとすれば前蹴りで止める。

山口がカウンターの左ストレートを放つ

 フットワークを使い、抜群のディフェンスでダメージを負わず、パンチを当て続けた山口が3-0の判定勝利。J-GIRLSミニフライ級王座への挑戦権を手にした。

 試合後には、チャンピオンの紅絹がリングに上がり、山口は「(紅絹は)同じトーナメントに出ることはあっても対戦がなく、ずっと戦いたかった相手です。タイトルマッチは全力で頑張りますので、よろしくお願いします」と挨拶。

試合後、王者・紅絹(右)がリングに上がった

 すると紅絹は服の下からベルトを取り出し、「私もこのベルトを獲るのに苦労しました。(山口には自分の方から)1年前ぐらいから対戦をアピールしていました。今日の試合を見て、私がジャブをもらうイメージしかありません」と言いながらも表情は気合い十分。

 主催者によれば、山口に怪我がなければ年内にもタイトルマッチが行われる予定だ。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 


 

リョウタ(左)と充志(右)の一戦はドローに終わった

▼第25試合 56kg契約 3分3R
△充志(あつし/RIKIX)
ドロー 判定1-1 ※30-28、29-29、29-30
△リョウタ(鷹虎ジム)

 充志はアマチュアで40戦近く経験し、NJKFアマチュア・フェザー級王座を獲得。プロデビュー後はレベルスやシュートボクシングなど様々な大会で試合をしている。リョウタは宮城県から乗り込んできた、Krushにも参戦経験がある選手。

 サウスポーのリョウタは左ローを中心に試合を組み立てる。充志はガードを高く上げて前に出ながら、組めば首相撲でリョウタを転倒させていく。

 3Rにはリョウタが、カウンターの右フックでダウン気味に充志のヒザをマットに着かせたが、判定は三者三様のドローに終わった。

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