【ムエタイ】“天才少年”吉成名高がランシットスタジアムでKO勝ち、10月にタイトル戦
8月13日(土・現地時間)タイ・ランシットスタジアムに元ジュニア17冠王の“天才少年”吉成名高(エイワスポーツジム)が出場した。
ランシットスタジアムとはタイのタンヤブリー郡ランシット市にある競技施設。首都バンコクのラジャダムナン・ルンピニー両スタジアムという二大殿堂に次ぐ、常設施設の中では権威をもつムエタイ試合会場、第三のメジャースタジアムである。
この日の日本対タイの5対5で行われた第4試合のメインイベントには、10日にタイ・アジアンティークで完勝したばかりの吉成が登場。相手はタイでは40戦以上のキャリアを持つオーソドックススタイルのフィームー(テクニシャン)のデックドーイ・シット・サワダーケオ(タイ)。試合は、44kgの契約体重、3分5Rで行われた。
1R、吉成が左ミドルを蹴るとデックドーイはローキックを返す。ラウンド後半に、左ミドルを蹴り続ける吉成に対しデックドーイはパンチを思いきり打ってくるが吉成はスウェーでかわす。
2R、開始早々にオーソドックススタイルからサウスポースタイルにデックドーイは構えを変え、右の蹴りを多用してくるが、吉成は冷静にカットしミドルを返す。
ラウンド中盤にデックドーイは、またオーソドックススタイルに戻す。その後、首相撲の展開になるが吉成もデックドーイも互角にヒザを出す展開に。
ラウンド終盤、吉成は左のハイキックを当てるとデックドーイがふらつく。そこに吉成はパンチの連打とヒザを当てダウン寸前に追い込むがここでゴング。その後、インターバル中に相手コーナーよりタオルが投げ込まれた。吉成が見事なTKO勝利。
ランシットスタジアムの支配人でもあるアムヌアイ氏は吉成を高く評価し、ランシットスタジアムのタイトルマッチを10月に行うと約束した。ランシットスタジアムには、スタジアムのベルトとインターナショナルのベルトがあり、吉成はスタジアムのベルトに挑戦する。このベルトを獲れば日本人初、そして最年少でのスタジアムのベルト獲得になる。
また、同日にチューティンムエタイジムとエイワスポーツジムのジュニアの試合が行われた。試合結果は以下の通り。
▼31kg契約 2分5R
○石渡拓舞(チューティンムエタイジム)
判定
●タンゴエン・ノー・ローングレスヨートン(タイ)
▼33kg契約 2分5R
○吉成士門(チューティンムエタイジム)
判定3-0
●ダンブラパ・ノー・ローングレスヨートン(タイ)
▼40kg契約 2分5R
○ファイファー・シット・サワダーケオ(タイ)
TKO 2R ※レフェリーストップ
●石渡悠真(チューティンムエタイジム)
▼57kg契約 2分3R
○ママイ・シット・サワダーケオ(タイ)
TKO 2R ※レフェリーストップ
●志水勝栄(エイワスポーツジム)
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