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【修斗】死力を尽くし合う激闘で石橋が初防衛

魚井フルスイングが強烈フックを“フルスイング”で秒殺KO勝利
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2017/03/24(金)UP

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左フックを“フルスイング”した魚井(左)

▼第4試合 バンタム級 5分3R
○魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS/修斗環太平洋バンタム級10位)
KO 1R 18秒 ※左フック
●小蒼卓也(スカーフィスト/修斗世界バンタム級9位)

 昨年破竹の4連勝を飾ってランキング入りした魚井と、2015年インフィニティリーグ優勝を果たし、環太平洋王座にも挑戦した小蒼が対戦。

 1R、前蹴りから踏み込んできた小蒼に、いきなり魚井がフルスイングの左フック。この一発で小蒼をマットに沈め、秒殺KO勝ちを飾った。

 魚井はマイクで「お客さんの前で試合が出来て選手一同幸せです。今回勝てたので、もっと練習して強くなるのでもっと上の方と試合を組んでいただきたいと思います。僕の名前を覚えて下さい」とアピールし、バットを持ってフルスイングした。
 


 

強烈な右フックを振るう清水(左)

▼第3試合 フライ級 5分3R
○清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A./パンクラス第2代スーパーフライ級王者)
KO 1R 3分44秒 ※右フック
●大里洋志(スカーフィスト)

 パンクラス・スーパーフライ級王座を6度防衛した清水が迎え撃つ大里はレスリングをベースとし、試合終了まで動き続ける無尽蔵のスタミナが武器の34歳。昨年3月、田丸匠に一本負けを喫し、11月の地元青森大会で復帰戦を白星で飾るも突然の引退宣言。しかし周囲からの強い要望を受け、今回決意の再起戦を迎える事となった。

 1R、両者ジャブで距離を取る中、清水は左ローを蹴っていく。大里は前へ出て右フックをヒット。終盤、右フックを2連続ヒットさせた清水が一気に前へ出て、最後も右フックで大里をマットへ沈めた。

 清水はマイクを持つと、「前のパンクラスって団体でベルトを持っていて負けてしまって、修斗さんにチャンスをいただいて来ているんですが、僕はここで終わらない。修斗のベルトを獲って返り咲きたいと思っています」と、修斗でチャンピオンに返り咲くことを宣言した。

●次ページ:2017年のインフィニティリーグがKOで幕開け

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