【極真KWF】白蓮・山口がKWU欧州王者破り重量級制覇
▼一般男子中量級(-75kg)決勝戦
○亀井元気(若獅子会)
延長戦 判定5-0
●蓑島 周(相模原鈴木道場)
中量級の決勝へ進出したのは、2014年極真会館(松井章奎館長)全日本ウェイト制大会軽量級を17歳で制した亀井(この時の所属は兵庫・大阪南支部)と、ジュニア時代から様々な大会で入賞を収めている蓑島。
本戦は亀井が左下突き、蓑島が左右の中段ヒザ蹴りで攻め一進一退の引き分け。
延長戦に入ると両者疲れから手数が減るが、蓑島は左右の下段廻し蹴り、亀井は左の突きを叩きつける。ガムシャラに攻める蓑島だが、終盤のラッシュのかけ合いで亀井の突き連打とヒザ蹴りが決まり、判定5-0で亀井が勝利を収めた。
▼一般男子軽量級(-65kg)決勝戦
○秋元皓貴(七州会)
延長戦 判定5-0
●大野篤貴(無限勇進会)
秋元は元WBCムエタイ日本フェザー級王者で、19勝(10KO)無敗の戦績を残してキックボクシングを引退。空手に専念してからは2015年JFKO第2回全日本フルコンタクト空手道選手権軽量級準優勝、2016年KWFユーラシアオープン同級優勝などの実績をあげている。
今大会でも順調に勝ち上がり、決勝で対峙したのは2016年8月に中国・大連で開催された第1回大山倍達杯 全中国極真会館フルコンタクト空手道選手権軽量級で優勝するなど、海外での試合経験も豊富な18歳の大野。今大会には白帯を締めて出場した。
大野は離れた間合いを取り、突きから左右の内股蹴り。秋元は左の強い突きを多用し、右の下段廻し蹴りにつなげる。突きで応戦する大野だが、秋元の右下段で足が止まり、ヒザ蹴りももらってしまう。
接近戦を仕掛ける大野に「胸を合わせての攻撃」で注意が与えられる。再開後、突きと内股蹴りで前へ出る大野が巻き返し、本戦は引き分け。
延長では右下段廻し蹴りを中心に快調に攻めていた秋元だったが、顔面殴打で注意を受ける。大野のダメージの回復を待って試合再開。突きの打ち合いの中、秋元がヒザ蹴りを巧みに突き刺して判定5-0で優勝を決めた。
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<入賞者>
▼一般男子軽量級(-65kg)
優 勝 秋元皓貴(七州会)
準優勝 大野篤貴(無限勇進会)
3 位 都築海杜(魚本流)
3 位 魚本尚久真(魚本流)
▼一般男子中量級(-75kg)
優 勝 亀井元気(若獅子会)
準優勝 箕島 周(相模原鈴木道場)
3 位 加埜日奈太(白蓮会館堺支部)
3 位 村上祐太(岡村道場)
▼一般男子軽重量級(-85kg)
優 勝 小林大起(大心会館)
準優勝 ブビャーコフ・ニキータ(KWFロシア)
3 位 デミヤニューク・アレクサンドル(KWFロシア)
3 位 谷岡大地(若獅子会)
▼一般男子重量級(+85kg)
優 勝 山口翔大(白蓮会館大阪狭山支部)
準優勝 イシャヒネリ・ビターリイ(IFKロシア)
3 位 宮原 穣(KWF日本)
3 位 小野寺天汰(聖武会館)
▼一般女子軽量級(-50kg)
優 勝 山田 愛(桜塾)
準優勝 赤木莉杏子(飛心会)
3 位 ディミトロバ・モニカ(極真館ブルガリア)
3 位 片山ゆきみ(静空塾)
▼一般女子中量級(-60kg)
優 勝 浅古麗美(極真会館木村道場)
準優勝 冨野真麻(飛心会)
3 位 大木 苑(宮野道場)
3 位 コストバ・イヤ(極真館ブルガリア)
▼一般女子重量級(+60kg)
優 勝 樋口梨乃(勇志会)
準優勝 久原沙姫(龍士會)
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