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【極真会館】キックボクサー&芸人兼業のベイ・ノアが殊勲の準優勝

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2017/06/07(水)UP

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空手家・キックボクサー・芸人と3つの顔を持つノア(左)が決勝進出を果たすも、最後は力尽きた

国際空手道連盟 極真会館
「2017第34回オープントーナメント全日本ウェイト制空手道選手権大会」
2017年6月3日(土)4日(日)大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)

各階級の優勝者たち(左から)竹岡、カパナーゼ、中島、亘

 6月3日(土)4日(日)の2日間にわたり、大阪府立体育会館にて『日本赤十字社 東日本大震災・平成28年熊本地震災害 義援金チャリティー 2017オープントーナメント第34回全日本ウェイト制空手道選手権大会』が開催され、軽量級(-70kg)・中量級(-80kg)・軽重量級(-90kg)・重量級(+90kg)の4階級に合計116名が出場。

5月19日に逝去した城西下北沢支部・市村直樹支部長に黙とうが捧げられた

 初日の予選で各階級のベスト16までを選出し、2日目はベスト8を決める予選と準々決勝から決勝までの各試合が行われた。

 また、2日目の開会式では、去る5月19日(金)に逝去した城西下北沢支部・市村直樹支部長に哀悼の意を表し、黙とうが捧げられた。

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20歳の亘(右)がボディを効かせて中段突きで技有りを奪い、初優勝を遂げた

▼軽量級決勝戦
〇亘 和孝(東京城西支部)
優勢勝ち 判定5-0 ※中段突きで技有り
●ベイ・ノア(東京城北支部)

 軽量級はゼッケン1番のベイ・ノア(東京城北支部)が持ち味であるヒット・アンド・アウェイを巧みに使った戦法で勝ち上がり、準決勝で強豪アレクサンドル・アリストフ(ロシア)に延長戦判定5-0で下して自身初の決勝進出。

 ノアは“ブラックパンサー”ベイノアのリングネームでプロキックボクサーとしても活動しており、J-NETWORK2016年度ウェルター級新人王に輝き、現在デビューから6戦全勝。8月20日(日)東京・後楽園ホールでは「J-NETWORKウェルター級次期王者挑戦者決定トーナメント」の決勝戦に出場することも決まっている。また、お笑いコンビ「ケトルベル」で芸人としても活動する異色の存在。

 昨年同級4位で髙橋佑汰の弟弟子でもある小林健人(東京城北支部)は準々決勝で4月の世界ウェイト制大会に出場したアリシェル・カルメノフ(カザフスタン)を破るなど奮闘したが、激闘でダメージを負い、準決勝では昨年ベスト8の亘和孝(東京城西支部)に中段を効かされて無念の一本負け。

 決勝戦は、21歳のベイ・ノアと20歳の亘というフレッシュな顔合わせとなり、ベイ・ノアの初優勝も期待されたが次第に亘の中段への突きにベイ・ノアが後退する場面が見られ、本戦終盤に亘が中段突きで技有りを奪い、優勢勝ちで初優勝を遂げた。

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●次ページ:中量級&軽重量級決勝戦

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