【Krush】軍司泰斗が3度ダウン奪い王座戴冠、隆聖も根性見せる
グッドルーザー
「Krush.80」
2017年9月8日(金)東京・後楽園ホール
▼第8試合 メインイベント 第2代Krush -53kg王座決定戦 3分3R延長1R
○軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定3-0 ※3者とも30-24
●隆聖(ドージョー☆シャカリキ)
※軍司が第2代Krush -53kg王者に。
第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・武居由樹が返上したKrush -53kg王座を争うのは、K-1甲子園2016 -55kg王者・軍司と隆聖。
軍司は3月の次期挑戦者決定戦で出貝泰佑に判定勝ちし挑戦権を手にした。しかし、5月の「KHAOS」で椿原龍矢にまさかの判定負けを喫し、今回タイトルマッチでの復帰戦に。一方、隆聖は昨年12月にも当時王者だった武居のタイトルに挑戦しており、1年で2度目のタイトルマッチ。5月大会で元WPMF日本・MAフライ級王者&WPMF日本バンタム級王者の隼也ウィラサクレックに3RでKO勝利して挑戦権を手にした。
1R中盤、軍司の右ハイが隆聖の側頭部をかすめ、隆聖がよろける。このチャンスにパンチで猛攻撃を仕掛けた軍司がダウンを奪う。立ち上がった隆聖だったが、またもパンチ連打を喰らい2度目のダウン。
2Rも軍司が前に出て強打のパンチを叩き込む。離れ際に放った軍司の顔面前蹴りもヒットし、隆聖が後退しながらダウン。3度目のダウンを奪われた隆聖だが、またしても立ち上がる。
明らかにダメージのある隆聖だが目は死んでおらず、果敢に打ち合いを挑む。これを軍司は笑顔で迎え撃つ。
3Rに入っても隆盛は鼻血を流しながら、前へ出る。しかし、軍司の右ストレートを何度も喰らう。軍司はフットワークを踏みながら強いパンチを幾度となく当ててKOを狙うが、隆聖も根性で前に出続ける。
お互いに攻め続ける好試合は判定へ。3度ダウンを奪った軍司が3-0の判定勝利。
王者となった軍司は試合後のマイクで「僕はずっと前から武居選手と戦いたいと言っているんですけど、来年3月のさいたまスーパーアリーナ大会で武居選手と戦わせて下さい」と武居との対戦を直訴した。
▼第7試合 スーパーファイト -62.5kg契約 3分3R延長1R
○卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●ヤニック・レーヌ(フランス/ISKA世界スーパー・ライト級王者)
卜部はスーパー・フェザー級(-60kg)からライト級(-62.5kg)に階級を上げて今回が2戦目。そして2月のK-1トーナメントで、ゴンナパー・ウィラサクレックに判定負けして以来7カ月振りの試合となる。一方、初来日のレーヌは47戦42勝(9KO)5敗の好成績を誇る30歳。
1R、卜部はいきなり右ハイ。続けて左右ロー、ミドルを出しそれが面白いように当たる。中盤、偶発性のバッティングでレーヌは右目尻から出血する。
2Rに入るとパンチ主体で攻める卜部。そのプレッシャーに耐え切れずサークリングするレーヌだが、左ストレートをまともにもらってしまう場面が増える。さらに卜部は強い右フックを混ぜて攻め続ける。しかし、レーヌはクリンチを駆使して逃げ切る。
3R、さらにプレッシャーを掛ける卜部が、レーヌをロープに追い詰めてパンチを打ち込む。レーヌは2R以上に強烈な左ストレートを何発も喰らい完全に逃げ腰になる。最後までパンチで前進し続ける卜部。判定3-0で卜部が7カ月振りの復帰戦を勝利で飾った。
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