【ベラトール】元UFCのロイ・ネルソン、移籍初戦を勝利で飾る
Bellator MMA
「Bellator 183」
2017年9月23日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ SAPセンター
▼ヘビー級 5分3R
○ロイ・ネルソン(41=アメリカ)
判定3-0 ※30-26、29-28、29-28
●ジャビー・アヤラ(28=アメリカ)
2009年からUFCに参戦したネルソンは、ミルコ・クロコップやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラからKO勝ちを収めるなど活躍。特に真正面から打ち合う豪快なファイトスタイル、打たれても打たれても倒れないタフさで、多くのファンから人気を集めてきた。だが、今年4月の試合(ネルソンがアレクサンドル・ヴォルコフに判定負け)を最後にUFCを離脱。5月末にベラトールとの契約を発表し、今回デビュー戦を迎えることとなった。
対戦相手のアヤラは、昨年11月にベラトール初参戦のセルゲイ・ハリトーノフを強烈な右フック一発により、試合開始わずか16秒でマットに沈めており、今回もベラトールの門番として初参戦の大者食いを狙う。戦績は10勝5敗。
1R、アヤラがパンチ連打に、ロー、ミドル、ヒザ蹴り、エルボーを織り交ぜながら積極的に攻める。ガードを固めさせられる場面もあるネルソンだが、アヤラが蹴りを空振りさせたところで組み付き、金網に押し込んでテイクダウンを奪う。
ネルソンはマウントを奪ってパンチとエルボーを落としながらアームロックを仕掛ける。終了間際にアヤラは体を勢い良く反転させ脱出すると、すぐにネルソンを首相撲に捕らえて飛びヒザ蹴り、さらにパンチとエルボーをラッシュした。
2R、アヤラのローにネルソンは右フックを合わせ、すぐに両足タックルでテイクダウンに成功。アヤラが下を向いたところで、ネルソンはバックマウントからチョークを狙う。
アヤラはこれを外すと、素早く背後から組み付く。尻がマットに付いたネルソンだが、これを凌いで立ち上がると、右アッパー2連発をヒットさせ、再び両足タックルからテイクダウンに成功。上をキープしてラウンド終了を迎える。
3R、アヤラの強烈なローで、バランスを崩し始めたネルソンだが、接近戦から両足タックルを決めてテイクダウンに成功。アヤラをサイドから押さえ込みながら、ネルソンはパンチを落とし続けて試合終了となった。
判定はジャッジ3者ともネルソンを支持。ネルソンがベラトール初陣を勝利で飾った。
PHOTOS(C)Bellator MMA
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