【J-NETWORK】鷲尾が接戦を制しメイン締める、大崎は圧巻のKO勝利
▼第9試合 60.5kg契約 3分3R ※ヒジあり
○笠原淳矢(フォルティス渋谷/J-NETWORKスーパーフェザー級5位、MuayThaiOpenライト級3位)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-29
●剣闘士“俊”(K-1ジム総本部チームペガサス/J-NETWORKスーパーフェザー級10位、元GLADIATOR武士道キックライト級王者)
笠原はかつてタイトルマッチも経験したベテランの40歳で、2011年に一度引退したが2014年2月に復帰。近年は階級をライト級へ上げ、現在はMuayThaiOpenライト級3位にもランキング入りしている。7月にはJ-NETWORKライト級6位のまさきラジャサクレックと対戦。判定負けを喫し今回が再起戦となる。
対する俊は大阪府出身の31歳。小学生の頃に空手を始め、のちにキックボクシングに転向。KrushやBigbangで戦績を重ねてきた。J-NET初参戦となった9月大会では佐藤正和からダウンを奪い判定勝利。ランキング入りを果たした。
笠原が経験の差を見せつけ再起戦を勝利で飾るのか?俊がベテランを下しランキング上位に食い込むのか。
1R、俊が左右フックでプレッシャーをかけて笠原にロープを背負わせる。しかし、笠原はステップワークを使いながらミドルとローで距離を取る。2Rも俊が同じようにフックで攻めるが笠原はブロッキングし、右ストレート。クリーンヒットにはならないが、長い距離の攻撃でペースを掴みつつある笠原。
3Rに入ると互いに前に出る。パンチの打ち合いとなるが徐々に笠原のパンチが当たり出す。波に乗った笠原はバックハンドブローを繰り出すなど、さらに俊を翻弄する。しかし、俊もパワーを生かして愚直に前進し、力強いフックを見舞う。最後、足を止めての打ち合いになったところで試合終了。老獪なテクニックで俊を翻弄した笠原が接戦を制した。
▼第8試合 フェザー級 3分3R ※ヒジあり
○光太朗ZLS(チームゼロス/J-NETWORKフェザー級8位)
KO 2R 1分46秒 ※パンチ連打
●立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/元全日本フェザー級王者)
90年代に“キックのカリスマ”として人気を博し、12月28日には46歳を迎える立嶋が10月大会に続いての参戦。7月大会ではホープ・聖と大激闘を展開して会場を沸かせたが、10月大会ではJ-NETWORK2017年度フェザー級新人王・貞金源希に2R、ヒジでカットされてのTKO負けを喫した。
対する光太朗は今年6月、元WPMF世界二階級制覇の一戸総太が会長を務めるクレイン所属の浜川慎司からダウンを奪って判定勝利。ランキング入りを果たすも、8月のSHUN JANJIRA戦、10月の岡本MAYORGA戦で2連敗を喫しているため、今回ベテランの立嶋を下し再起を飾りたいところ。
ともに再起戦となる両者。2017年最後の戦いで勝利を飾るのはどっちだ。
試合開始と同時に立嶋のコーナーまで突っ込み、パンチラッシュで攻める光太朗。強烈な左フックをもらい、よろめく立嶋だがロープに掴まり倒れない。ピンチを凌いだ立嶋はカウンターの右ストレート。良いタイミングで打ち込むがクリーンヒットにはならない。カウンターを狙われているものの、お構い無しに距離を詰める光太朗は右ストレート、右ミドル、さらにボディへヒザ蹴りを叩き込む。
2Rもアグレッシブに攻める光太朗に対し、立嶋も一歩も引かず絶妙のタイミングで右ストレートのカウンターを打ち込む。しかし、立嶋の左フックに光太朗の右フックがカウンターで入り立嶋がダウン。立ち上がった立嶋にさらにパンチを浴びせ2度目のダウンを奪う。再び立ち上がった立嶋だったが、またもパンチで3度目のダウンを喫し、レフェリーが試合を止めた。最初から最後まで攻め続けた光太朗が快心のKO勝利で再起戦を飾った。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】