【J-NETWORK】流血の激闘はダウン奪った小磯哲史が新王者に、馬木愛里は番長兇侍にTKO勝利
J-NETWORK/JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「Join Forces -REIWA-」
2019年10月14日(月・祝)東京・後楽園ホール
▼第11試合 J-NETWORKライト級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジあり
〇小磯哲史(テッサイジム/J-NETWORKライト級1位、蹴拳ムエタイスーパーフェザー級王者/挑戦者)
判定3-0 ※三者とも48-47
●MasakIラジャサクレック(ラジャサクレックムエタイジム/J-NETWORKライト級王者/王者)
※小磯が新王者に、MasakIが防衛に失敗
MasakIは16年5月に元INNOVATIONライト級王者・橋本悟を破り、蹴拳ムエタイライト級王座を獲得。昨年8月にJ-NETライト級王座を獲得し、今回が初防衛戦。挑戦者の小磯はキックボクシング歴20年以上のベテラン選手。自身が代表を務めるテッサイジムを率いながら現役で戦う会長ファイターだ。今年5月に行われたライト級王座挑戦者決定戦では、1RKO勝ち。なお、両者は15年4月にJ-NETのリングで対戦し、その時はMasakIが判定3-0で勝利している。
1R、右ミドルでプレッシャーをかける小磯は、MasakIをロープ際に詰めるとパンチを連打、左フックでダウンを奪う。
2R、パンチで勝負の小磯に、MasakIはヒジを合わせてカットに成功。小磯もヒジでMasakIの左頬をカットし流血戦となった。巻き返しを狙うMasakIは左ミドル&ローで前進。
3R、大振りのパンチを振るう小磯に、MasakIは左ミドル、ヒジを積極的に出し圧力をかける。4RもKO狙いの荒々しいパンチで出る小磯に、MasakIは左ロー、ミドルをテンポよくあてペースを掴みにかかる。
5R、MasakIがハイキックを出せば、小磯はしゃがんで避ける余裕ぶり。MasakIは圧力をかけて手数を出すも、小磯は巻き返しを許さず判定勝ちした。
▼第8試合 68kg契約 3分3R ※ヒジあり
〇馬木愛里(岡山ジム/MuayThaiOpenウェルター級王者)
TKO 2R52秒 ※ドクターストップ
●番長兇侍(Hard worker/INNOVATIONウェルター級王者)
“全弾フルスイング”のキャッチコピーの通り、一撃必殺を狙うパンチで会場を大いに沸かせる番長は、今年5月に太聖を破りINNOVATIONウェルター級王座を獲得。対する馬木は2017年の交通事故から復帰しMuayThaiOpenタイトルを獲得、完全復活を図る。
1R、前蹴り、左ミドルを積極的に当てる馬木は、組んでのヒザ蹴りでも圧倒。ヒジも出して、番長にフルスイングのパンチを出させないほどの攻撃力を見せた。
2Rには、首相撲からのヒザ蹴り連打で追い込む馬木が最後に左ヒジ! これでダウンした番長は立ち上がるもカットをしており、ドクターチェックを受ける。ここで試合がストップし、馬木がTKO勝ち。王者を寄せ付けない強さを見せ、会場を震撼させた。
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