【ボクシング】”モンスター”井上尚弥いとこ・浩樹が初防衛、3度のダウン奪いTKO勝利
7月1日、後楽園ホールにおいてボクシング日本スーパーライト級タイトルマッチが行われ、王者・井上浩樹(27=大橋)が同級8位・池田竜司(24=竹原慎二&畑山隆則)を5R34秒、TKOで下し初防衛に成功した。
井上のセコンドにはいとこである世界WBA&IBFバンタム級王者の井上尚弥(26)、WBCバンタム級暫定王者の井上拓真(23)がつく。
1R、サウスポーの井上は右ジャブを何度もヒットさせると2Rで得意の左ストレートでダウンを奪う。
しかし3回から池田の右ストレートに苦しみやや失速するも、池田の勢いよく前に出た右ストレートに合わせ右フックをカウンターでヒットさせ2度目のダウンを奪う。
そして5R、開始早々、井上の左ストレートが池田の顔面にクリーンヒット。グラついた池田にさらに左ストレートをヒットさせコーナーに追いつめる。続けて左ストレートで池田の顎が流れると、最後は打ち下ろし気味の左ストレートで池田が下を向いた瞬間にレフェリーが試合を止めた。左ストレート4連打での快心のTKO勝利だった。井上は前手となる右ジャブ、右ストレート、右フックを多用しつつ、左ストレートに繋げる試合展開だった。
勝った井上は「序盤は良かったと思うんですが、そこからの流れに課題が残っているので、これからもっと強くなれると思います。前回よりはちょっとは良くなったと思ってもらえたら嬉しい」と答えた。
前回の試合とは今年4月の細川バレンタイン(角海老宝石)戦。判定勝ちして新王者となったが、接戦に「このままじゃ見た人は絶対世界チャンピオンになれないと思うのですぐに練習を再開する」と答えていた。
井上は今回のTKO勝利に「試合重ねるごとにもっと良くなって、ゆくゆくは世界を狙えるようにもっと頑張りたいと思います。」と意気込んだ。井上は無敗記録を重ね、戦績を14戦14勝11KO無敗とした。
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