【ジャパンキック】石原將伍、タイ王座再挑戦も衝撃KO負け
ジャパンキックボクシング協会(JKA)
「KICK Insist 9」
2019年11月9日(土)東京・新宿FACE
▽第2部
▼第8試合 ダブルメインイベント タイ国チョンロン・ムエサイアム認定スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
〇ペットルン・シットパーケット(タイ)
KO 2R58秒 ※右ハイキック
●石原將伍(ビクトリージム/JKAフェザー級王者)
今年5月に設立され、3度目の開催となった今大会は昼夜二部制となり、第2部のメインイベントではJKAフェザー級王者・石原がタイの王座に挑戦した。石原は17年10月に当時11戦無敗だった高橋亨汰との新日本キックフェザー級王座決定戦を3RKOで制し、念願のタイトル獲得を果たした。その後、今年3月に渡タイし、今回挑戦する同王座決定戦に臨んだが1RKO負け。8ヶ月ぶりの再起戦で再び王座を狙う。対するペットルンは75戦50勝(10KO)23敗2分の戦績を持つテクニシャンタイプだという。
1R、石原は右インロー、ワンツーと繰り出すが、ペットルンはゆったりとした動きを見ながらしっかりディフェンス。強烈な右ローで石原を転倒させて主導権を握る。
2R、手数を増やすペットルンは右ローで石原をこかすと、そのまま蹴りにつなぐ危険な攻撃。左ミドル、テンカオと次々と強打を当てて石原を下がらせたペットルンは最後に右ハイを見舞いKO。大の字に倒れた石原がしばらく立ち上がることのできないほどの強烈な一撃だった。
▼第7試合 ダブルメインイベント JKAバンタム級王座決定戦 3分5R
〇翼(ビクトリージム/JKAバンタム級2位)
判定3-0 ※三者とも50-47
●田中亮平(市原ジム/JKAバンタム級3位)
初代王者の馬渡亮太(治政館)が王座を返上したことを受け、翼と田中が王座を懸けて激突した。翼はRISEランカー・金子梓の実弟で8戦7勝(4KO)1分。対する田中は20戦9勝(1KO)8敗3分の戦績を持つ。両者は5月大会で対戦し、翼が2RKO勝ちを収めている。
1Rから翼が左ミドル、左ストレートで前進するのに対し、田中は右ミドルを返し互角の展開。
2Rになるとヒジの斬り合いとなり、両者ともにカット。左ミドルで翼がリードでジャッジ二者も支持。3Rも左ミドル主体の手数で優位に立つ翼に対し、4Rに田中はパンチで反撃するも押されてしまう。5R、手数の落ちない翼がそのまま試合をリードし、フルマークの判定勝ちを収めた。
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