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【NO NAME HEROS】ダイナマイト柿崎が島んちゅを3RKO、二冠王に

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2019/12/15(日)UP

PINK DRAGON
「チャリティームエタイイベント NO NAME HEROS」
2019年12月15日(日)秋田テルサ

島んちゅ(左)を2RKOした柿崎(右)

▼第23試合 メインイベント DBSスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R ※ヒジあり
〇ダイナマイト柿崎(DRGAON湯沢/DBSスーパーバンタム級1位/挑戦者)
KO 3R2分7秒
●島んちゅ泰(Y’ZD沖縄/DBSスーパーバンタム級王者)
※柿崎が第3代王者に、島んちゅは初防衛に失敗

 16年7月のAリーグで小野寺紘也との王座決定戦を制した島が柿崎を挑戦者に迎えて初防衛戦。前日計量で島んちゅは55.9kgで計量オーバー。2時間後の最終計量でも55.7kgと契約体重を350gオーバーでクリアならず。よってDBSタイトルマッチの規定により王座は剥奪、柿崎が勝利した場合のみ新王者誕生となる。また規定により500g以下のオーバーはペナルティーで減点1が元王者に与えられた。

 1Rから柿崎はパンチとローキックで勢い良く攻め立てる。島んちゅもパンチとローでこれを迎撃し距離が詰まれば組み付き、ヒザ蹴り。1Rは手数とヒットポイントでやや柿崎が優位。

 2R、更に攻め込む柿崎は何度かパンチを島んちゅの顎にヒットさせて下がらせる場面が出てくる。しかしここで踏ん張りを見せる島んちゅが逆に詰めてくる柿崎にパンチをヒットさせ柿崎が下がる場面も出てくる。どちらに転んでもおかしくない展開だ。

 3R、勢いに乗る柿崎が更に島んちゅを攻め立てる。得意の組みに行きたい島んちゅだが序盤から喰らい続けたボディーパンチとローキックのダメージからか足の踏ん張りが利かず、ヒザ蹴りに持ち込む前に柿崎にこかされてしまう。

 そして2分過ぎ、自身のコーナーに詰まった島んちゅの顎を柿崎の狙い澄ました右ストレートが豪快に打ち抜く。そのままストンと倒れた島んちゅは立ち上がる事が出来ずカウントアウト。

 見事なKO劇でDBSのベルトを巻いた柿崎はこれでRKA王者と合わせ二冠王。試合後のマイクでは来年更なる強豪との対戦で両ベルトの価値を高めていくと力強く宣言し、大会を締め括った。

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