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【漢塾】RIZIN漢塾塾長・石渡が扇久保との激突で見せた最後の闘志、引退試合で手に汗握る攻防披露

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2022/01/23(日)UP

▼第3試合 スペシャルグラップリングタッグマッチ 10分3本勝負
◯中村K太郎&アキラ
二本先取
●奥野泰舗&卯都木豪

タッグマッチで勝利を収めたのは中村&アキラだった

 盟友・石渡のために華を添える中村が“腹筋ゴリラ”のアキラと組んで、4年ぶりにリングに上がる奥野とパトスタジオのグラップラー・卯都木がタッグマッチで激突する。

 1R、最初は奥野とアキラが対決。奥野のシングルを潰したアキラは、上からがぶって首を狙う。さらにバックに回る。体を反転させてこれを外した奥野。再び首を取りにいくアキラ。奥野がマウントを奪い、アキラが立ち上がったところでタッチ。

中村はアキラからヒールホールドで一本先取

 ここで卯都木と中村が登場。下を選んだ引き込みを狙う卯都木に対して、中村はサイドポジションを奪う。卯都木はべリンボロの動きでここから脱出を試みたが、中村はヒールホールドで一本を先取した。

 二本目は、奥野が登場して中村と対峙。中村はバックを奪うと、奥野をジャーマンスープレックスで投げ飛ばし、マウントポジションへ。上から三角絞めをセットすると、回転して下からの三角絞めに。これを奥野がタップして、中村&アキラ組が勝者となった。

中村は奥野からも三角絞めで一本奪い快勝

 マイクを握った中村は、「石渡さんとは中学から柔道をやっていて、強くて面白い人だなと思っていました。こんなに立派な興行を開く選手なるとは思ってもいませんでした。大会に呼んでくれて光栄でした。グラップリング技術が高いことを証明したので、MMAでも強いことを証明したいです。RIZINで試合を組んでください」とアピールした。

 


▼第2試合 三承工業 Presents バンタム級(61.0kg)トーナメント 1回戦 Bブロック RIZINルール 5分3R
〇上田直毅(パラエストラ東京/ファイティスジム MSC)
判定3-0
●ガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)

天斗は打撃で活路を見い出そうとした

 バンタム級トーナメント1回戦は、パラエストラ同士の激突となった。天斗と上田は17年にZSTで対戦し、ドローとなっている。組み合わせ抽選会では、上田が「完全決着をつけたい」と天斗を選んだ経緯がある。現在4連敗中の天斗に対し、上田は5連勝中。上田は勢いに任せ、自ら望む完全決着をつけられるか注目が集まる。

 1R、天斗はローキック、上田は右フック。打ち合いながらも、ダブルレッグに入る上田はテイクダウンを狙うも、ここは天斗が耐える。上田の右フックが入る。倒れる天斗に、上田ががぶる。上田が優位に立ちながら、ラウンド終了。

 2R、スタンドの打ち合いから、組みついた上田はバックから四の字フックで、拳をコツコツと入れる。天斗が身体を入れ替えてスイープに成功。上からパウンド。逆襲に転じる天斗が、上から攻撃を入れつつ上田が耐える攻防が続いた。

上田は寝技でコントロールしての勝利

 3R、打ち合いから差し合い。コーナーへ押し付けてヒザ蹴りの上田。さらに足をすくって、テイクダウンに成功する。上からコツコツと腹を殴る上田。オープンガードの天斗は下からヒジ打ち。えびで逃げる天斗。バックに回って四の字フック。チョークを狙う上田。さらに上田は、ツイスターも狙う。ポジションに固められた天斗は、強引に体を捻って上を狙おうとするが、上田はヒジ打ち。ここでタイムアップ。手を挙げる上田。判定は3-0で上田。決勝は上田が進出した。


▼第1試合 三承工業 Presents バンタム級(61.0kg)トーナメント 1回戦 Aブロック RIZINルール 5分3R
●雅駿介(CAVE)
一本 1R 3分26秒 ※アームロック
◯風間敏臣(和術慧舟會 HEARTS)

風間は雅のバックからアームロックを極めた

 事実上の決勝戦とも言われるマッチアップとなった、バンタム級トーナメント1回戦で雅駿介と風間敏臣が対決。

 雅はWMC日本ライト級王者など、国内ムエタイ三冠を獲得したが、20年にMMAへ転向。昨年2月にデビューし、朝倉未来1年チャレンジ・ヒロヤを判定で下すも、7月には元中国キック王者のRYUKIにTKO負けしている。今回は再起戦がいきなりトップランカーとの対決となった。

雅は何もできなかった

 1R、いきなり組みついた風間は、すぐにスタンドでバックを奪う。打撃を入れられなかった雅は、テイクダウンされないように耐える。風間はコーナーへ押し付けて、足を刈るなど、少しずつ崩していく。ロープ越しの攻防で、ついにテイクダウンに成功した風間はチョークを狙いつつ、背後から雅の腕をロック。そのまま上になり、アームロックを極める。外せない雅は、タップアウト。あっという間に、勝負が決まった。


蹴りを決める木本

▼オープニングファイト 漢塾トライアウトマッチ
DEEP フェザー級 5 分 2R
◯木本海人(CAVE)
判定3-0 ※20-18、20-17×2
●竹下登(暁道場)
※ルールは DEEP フューチャーキングトーナメント決勝戦ルール

【フォト】激戦となったオープニングファイトの模様

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