2023/08/27（日）UP
（最終更新：2023/08/27 22:06）

FUMIYA（右）はこのカーフキックでKO勝ち。近藤の足が曲がった

▼第6試合　Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●近藤魁成（TEAM3K）　
KO　1R 2分11秒　※右カーフキック
〇FUMIYA（E x F）

近藤はカーフキックを蹴り合った

　近藤は21年末にウェルター級 (-67.5kg) からスーパー・ライト級 (-65kg) への転向を表明し、昨年1月に66.5kg契約でアラン・ソアレスにKO勝利すると、 8月は鈴木勇人にKO負け、今年3月はヴィトー・トファネリを破り、今回を迎える。

　対するFUMIYAは、驚異の身体能力を武器に多くのKOの山を築いてきた“KOアーティスト”。21年6月に絢太から秒殺KO勝利、続く8月のビッグバンでは山際和希に初回KO勝利。翌9月に、急遽の代打としてK-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメントに参戦したが、1回戦で優勝者・野杁正明にKO負け。昨年7月に佑悟からKO勝ちを収めるも、今年4月は佑悟に反則負けを喫した。

KO負けを喫した近藤

　1R、互いにオーソドックス構え。FUMIYAは圧をかけて、カーフキックを連発。近藤は前蹴り、ジャブを突き刺す。するとFUMIYAの右カーフキックが入り、近藤がダウン。そのままテンカウントが数えられて、FUMIYAのKO勝利。

　KO勝ちを収めたFUMIYAは「数日前に、おじいちゃんが亡くなってしまって。辛いものがあったんですけど、見ていますか？　近藤選手は強い選手なんですけど、もっと強い選手をお願いします」とアピールした。

K-1のカルロス菊田プロデューサー（左）と、サッタリ（右）が9月10日の横浜大会を宣伝した

K-1カルロス菊田プロデューサーの挨拶
「9月10日の横浜大会の見どころはたくさんあります。金子晃大選手と玖村将史選手のK-1スーパー・バンタム級タイトルマッチ、K-Jee選手と上田幹雄選手の試合、そしてK-130周年記念無差別トーナメントがあります。サッタリ選手をはじめ、中国、ポーランド、ルーマニアから選手が来ますので期待してください」

マハムード・サッタリの挨拶
「9月に向けて、メンタルの体力もいい感じです。たくさん練習していますので、期待してください。昨年も経験しているので、新しい選手と戦えるということで楽しみにしています。素晴らしいパフォーマンスをしたいと思います。今回、チャンスをもらえて嬉しいです。がんばって、みなさんにいい試合をして、いいKOをしてがんばります」

＜その他の試合結果＞

▼第5試合　Krushフェザー級/3分3R・延長1R
〇竹内将生（エイワスポーツジム）　
判定3-0　※29-28×2、30-28
●健介（Jay’s Box）

▼第4試合　Krushライト級/3分3R・延長1R
〇昇也（士魂村上塾）　
延長判定2-1　※10-9×2、9-10
●古宮晴（昇龍會）

▼第3試合　Krushスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
●山崎陽一（KIKUCHI GYM）　
KO　3R2分24秒　※飛びヒザ蹴り
〇小田尋久（TEAM3K）

▼第2試合　Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●久保一馬（FIGHT CLUB 428）　
判定0-3　※26-30×2、27-30
〇勝輝（K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER）

▼第1試合　Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
〇齋藤紘也（WSRフェアテックス三ノ輪）　
KO　1R 2分42秒　※パンチ連打
●坂本優輝（ARROWS GYM）

▼プレリミナリーファイト第3試合　Krushライト級/3分3R
△龍之介（K-1 GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST）　
判定1-0　※30-29、29-29、30-30
△吉川諒（VAINQUEUR GYM）

▼プレリミナリーファイト第2試合　Krushスーパー・フェザー級/3分3R
●聖也（WSRフェアテックス西川口）　
KO　1R 1分54秒　※左フック
〇下村泰平（K-1ジム総本部チームペガサス）

▼プレリミナリーファイト第1試合　Krush女子アトム級/2分3R
△Kiho（TeamK.O.Garage）　
ドロー判定1-1　※30-29、29-30、29-29
△末松晄（Weed GYM）