【NO KICK NO LIFE】加藤有吾、強烈ボディブローでヌアシラーからKO勝ち!杉本卓也は引退試合で魂の猛攻
▼第5試合 杉本卓也引退試合 63.5キロ契約 3分3R
△髙橋聖人(TRIANGLE)
判定1-0 ※29-28、28-28×2
△杉本卓也(WSRフェアテックス)
元J-NETWORKスーパーライト級王者の杉本は、卓越した技術を持ちながらも、常に打ち合い上等の戦いを挑んできた。今回が引退となる杉本は「今の環境で出来る事を全力でやって、現役生活15年間の集大成で引退試合に挑みます。最後の試合注目して下さい」と意気込み。蹴りの名手である髙橋との試合は、どのような展開になるか注目される。
1R、髙橋は下がりながらカーフキックを蹴っていく。杉本はどんどん前へ出て、パンチを連打。右、左のパンチが髙橋を追い込む。髙橋はカーフキックを鬼のように蹴っていく。杉本も蹴りを出すが、基本はパンチのみの猛攻を仕掛けた。
2R、杉本は、ここもパンチで追い込んでいく。髙橋のカーフキックは何度もヒットする。バランスを崩す杉本、さらに髙橋はカーフキック。だが杉本は、構わずパンチで押しまくる。髙橋もパンチを返すが、勢いに押されてバランスを崩す場面も。このラウンドも杉本のパンチが目立った。
3R、髙橋はカーフキックを連発してKOを狙いに行く。杉本は構わずにパンチを打ち込む。髙橋の右カーフキックが入り、杉本はダウン。立ち上がった杉本は、蹴られてもパンチを打ち込んでいく。動きが遅くなる髙橋。杉本は勢いを増して左右のパンチ。判定となり、1(髙橋)-0でドローに。杉本は泣き崩れて、セコンドの肩に支えられながらリングを降りた。
イベント終了後、杉本の引退式が行われた。杉本は「髙橋君、ありがとうございました。引退する選手を相手に試合をしてくれて、ありがとうございました。今回、いろいろな人に支えてもらってここまで来たんですけど、先生に感謝しています。応援団のみなさん、ありがとうございました」と挨拶した。
▼第4試合 57.5キロ契約 3分3R
●馬渡亮太(治政館)
判定0-3 ※28-30、28-29×2
〇オート・ノーナクシン(タイ)
馬渡はジャパンキックボクシング協会のエース。ムエタイ・ヒジありルールを中心に国内外で戦ってきた。長身から繰り出すヒザ蹴り、ヒジ打ちが武器だ。タイのオート・ノーナクシンを相手に、どんな戦いを見せるのか注目が集まる。
1R、馬渡は左右のローキックを的確に当てていく。オートは左フックから右ハイキックへつなげる。しっかりとディフェンスする馬渡。オートはパンチを有効に使い、蹴りへとつなげている印象だ。
2R、馬渡は蹴りで試合を組み立てる。オートはパンチを返して倒しにいく展開。だが馬渡の左フックが顔面にヒット。さがるオートに、馬渡は右で追い込んでいく。ダウンを奪うかと思われたが、今度はオートが右をヒットさせて反撃。馬渡が劣勢になるシーンもあった。
3R、オートは前へ出て攻撃。パンチからローキックが有効にヒットして、馬渡は劣勢に。だが馬渡も蹴りからヒジ打ちを見せ、首相撲で転倒させる場面も。最後までオートはプレスをかけて蹴りを決めていき、判定勝ちをものにした。
▶次ページは、HIROYUKIvs.山田航暉、健太vs.KJ、鈴木宙樹vs.クォン、その他の試合結果
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