テンプル直撃の戦慄カウンターKO!王者ベコエフの失神パンチに「怪物だ」とファン恐怖=米LFA
6月22日(日本時間23日)に米国コロラド州デンバーで開催された総合格闘技イベント『LFA186』メインイベントのミドル級タイトルマッチにて、王者のアザマット・ベコエフ(28=ロシア)が挑戦者のチャウンシー・フォックスワース(32=米国)に2R4分32秒でKO勝利。強烈な右カウンターで相手を失神ダウンさせ、2度目の王座防衛に成功した。
ベコエフは名門ATTに所属し、強力なレスリングを武器とする通算17勝3敗の実力者。13フィニッシュ(5KO・8一本)と高い決定力を持ち、昨年6月のLFAミドル級王座決定戦に勝利し、その後初防衛にも成功した。セコンドにはキング・モーの姿が。
対するフォックスワースはベラトール参戦経験を持つ強豪。キャリア19勝で現在6連勝と波に乗っている。
試合は1Rからベコエフ優勢の展開。強烈な右カウンターでフォックスワースからダウンを奪うと、トップからパウンドを落とす場面も。2R、組みの展開で一進一退の攻防となったが、ラウンド終盤、ベコエフが距離を詰めてパンチを交差。フォックスワースが右アッパーを放った瞬間、ベコエフが鮮烈の右カウンターパンチ!
テンプル直撃の強打を食らったフォックスワースは崩れるようにダウンし失神。レフェリーがすぐに試合を止めた。
2R4分32秒、ベコエフが劇的なKO勝利で2度目の防衛に成功した。この「ファイト・オブ・ザ・ナイト」に選ばれたKO映像が公開されると、ネット上では「彼は怪物だ」「今年一番のエグいKOだ」「UFCに連絡すべき!」とファンが驚いた。
『LFA186』
2024年6月22日(日本時間23日)米国コロラド州デンバー
▼ミドル級タイトルマッチ
○アズマット・ベコエフ(ロシア/王者)
KO 2R4分32秒 ※右フック
●チャウンシー・フォックスワース(米国/挑戦者)
※ベコエフが2度目の防衛に成功
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