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【DEEP KICK】-51kg王者・KING陸斗、圧巻のTKO勝利で初防衛!棚澤大空と牧野騎士が新王者に

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2025/03/27(木)UP

キックを放つ本野

▼第6試合 DEEP☆KICK -70kg王座決定トーナメント 3分3R延長1R
○本野有哉(照道会)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
●KING弥百希(ROYAL KINGS)
※本野有哉がトーナメント決勝に進出

 DEEPKICK-70kg4代王者である稲井良弥(TARGET)が返上したベルトを懸けた王座決定戦への椅子を掛けたぶつかり合い。互いにプロ戦績332KOと負けなしでどんどんと上に上り詰めているKING弥百希(ROYAL KINGS)と本野有哉(照道会)が激突。

 試合は1Rから重量級だけあって迫力満点、本野が左右のローを当てながらストレートに繋げると、サウスポーに構える弥百希は前手で距離を測りながら左ストレートで一気に飛び込んでいく。中で弥百希はツーフックをヒットさせれば本野はボディにストレートと返していく。

 2Rも本野がワンツー連打をヒットさせ流れを呼び込んだかと思ったら弥百希が左ストレートの連打を叩きこみ流れを掴み取るなど一進一退のシーソーゲームが続いていく。威力あるパンチの打ち合いが続くもラウンド後半になると組付きやバッティングが増えていき試合が荒れていく。

 3R、弥百希は左ストレートを軸にどんどんと攻め入る。対する本野は冷静、左右のローで削りながら距離をつぶし膝にストレートと返していく。弥百希は威力のあるパンチを振るっていくが、本野は細かくパンチを当てていき弥百希の左ストレートに合わせて距離をつぶしていく。弥百希は距離をつぶされそのまま左ストレートでなんとか押し切りたい気持ちも見えたがやや大振りな印象を受ける。その後も本野はカウンターのストレートやワンツーなどヒットを稼ぎながら着々と試合を進めていき試合終了。3Rの本野の優勢が支持され判定は3-0、本野が王座決定戦への進出を勝ち取った。

 試合後本野は「僕は香川県にある照道会という小さな空手道場から大きな舞台のチャンピオンになるので、引き続き応援お願いします」と放つと、王座決定戦で待ち構える同級1位の龍威地(NJKF ARENA)がリングイン、マイクを持つと「凄くいい試合でした、でも次の決勝は判定ではなく、やるかやられるかのDEEPKICKに相応しい試合をして、どっちがチャンピオンか決めましょう」とアピールした。


勝利する駿希(右)

▼第5試合 DEEP☆KICK -55kg王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○駿希(BKジム)
判定 3-0 ※29-28、29-28、29-28
●井上大和(NJKF TOKEN KICKBOXING GYM)
※井上大和に3Rダウン×1有り
※駿希がトーナメント決勝に進出

 2月より開催されているDEEPKICK-55kg王座決定トーナメント準決勝の1ブロック、同級3位で回転の速いパンチ・蹴りを武器に攻勢に出る井上大和(NJKF TOKEN KICKBOXING GYM)と同級4位でプロ戦績443KOを誇り全試合でダウンを奪い勝利を収めている駿希(BKジム)の上位ランカー通しのぶつかり合いは正に起死回生の1発を奪った駿希に軍配が上がった。

 試合は1R、互いに中間距離で見合い合ながらジャブにローで刺しあう緊張感のある展開に。そこから井上は膝にハイ、ストレート、駿希は右のパンチに繋いでいくがこれといった差はなく1Rは互角の印象。続く2R、勝負が動く。ワンツーに左フック・カーフと攻め手を増やしてきた駿希、対する井上は鋭いジャブを中心に放ちながら駿希のパンチをステップで外し、ジャブ・ストレートからの速いコンビネーションをヒットさせていく。ラウンド中盤には明らかに駿希がパンチを嫌がった場面もあり2Rは井上がヒット・ダメージ共に上回った印象、2R終了時点でのオープンスコアは3者共に20-19で井上を支持。

 3R、後がない駿希は逆転を狙い自慢のパンチを振るっていく、しかしどこか大振りが目立つ。井上はこのラウンドでも冷静、着実にパンチを避けながらジャブ・ワンツーとヒットを稼いでいく。その展開は変わることなく残り時間1分のコールが鳴る、井上の上手さが際立った試合だと思った矢先のこと、駿希のストレートからの左フックが井上を捉えると井上はそのまま倒れこみ駿希が3R残り1分で逆転となるダウンを奪う。ダメージは軽いか、すぐに立ちあがった井上は反撃を狙い猛攻を仕掛けるも残り時間の少なさも相まり倒し返すことは出来ず試合終了。3Rにダウンを奪った駿希が逆転勝利を収めた。

 試合後、駿希はリング上でマイクを持つと「決勝に行くことは出来ましたが、このままじゃ決勝の相手に勝つことは難しいと思うので練習して強くなるので、また応援お願いします」と語ると、2月もう1つの準決勝を勝ち抜き一足先に決勝への進出を決めていた保井広輝(LoTgym)もリングイン、マイクを持つと「トーナメントのメンバーが決まった時から(駿希と)絶対やりたいと思ってたので、決勝で当たれて嬉しいです。でも勝つのは僕です」と宣言した。

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