ONEでもKO勝利のヘラクレス戦士がまさかのTKO負け!「ナイフで切ったようにスネがパックリ」会場騒然
7月12日(現地時間)、ブルガリアで開催されたキックボクシング大会『SENSHI 27』のメイン[ヘビー級戦]では、元ONE戦士ヤニス・ストフォリディス(ギリシャ)が1R、強烈なローキックを相手のヒザに打ち込むと、自身のスネがまるでナイフで切られたかのようにパックリと裂けた!
それでも優勢に試合を進めていたが、止まらぬ出血により試合はストップ。無念の1R 80秒TKO負けとなった。
【フォト&動画】「ナイフで切ったようだ…」パックリ割れたスネの傷
ストフォリディスはサウスポーから繰り出す強烈な左を武器とする、25勝(16KO)12敗の強打者。
2019年のEnfusionヘビー級トーナメントでは優勝し、2022年に参戦したONEでは、左フックで31秒KOを記録している。
SENSHIには2023年から参戦し、これまでに3勝1敗。勝利はすべてKOによるものだ。
対するサメド・アグデヴェ(トルコ)は、21歳と若いが、幼少期からキックボクシングを学び、WAKOアマチュア世界大会でも優勝。プロ歴は浅いが、Enfusionなどでの直近2戦はいずれもKO勝利を収めている。
試合は序盤からギリシャのストフォリディスが、サウスポーからバネのようなステップを駆使し、左ローや飛び込みの左で攻勢を仕掛けた。
そして、開始30秒ほどで放った左ローが相手の奥足ヒザに当たると、自身のスネに裂傷が走った。その後は蹴りを封印し、パンチ主体で攻めるも、依然として優勢を維持した。
しかし、流血し続ける脚を見たレフェリーが試合を中断。ドクターが確認する間、リングサイドからは悲鳴が上がる。「ナイフで切ったような傷だ」との言葉も聞こえる。
そのままドクターストップが宣告され、1R 80秒TKO決着となった。
試合前はストフォリディス有利との下馬評であり、リングアナウンスのニコラス・ぺタスも「メインは楽しみ」と語っていたが、まさかの結末となった。
試合動画がSNSにアップされると、「なんて傷だ」「不運すぎる」「最初の1分で、ヤニスが怪我をしていなければ勝っていたとわかる」「欲求不満で気が狂いそう」「もちろん再戦するよな!」といったコメントが相次いだ。
期待のメインカードは消化不良に終わったが、ファンの期待通り再戦は実現するのか、今後の展開が注目される。
▶次のページは【フォト&動画】「ナイフで切ったようだ…」パックリ割れたスネの傷
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【フォト&動画】「ナイフで切ったようだ…」パックリ割れたスネの傷
・18戦無敗の格闘家、銃で撃たれながら殴る映像に衝撃「生物的に強すぎる…」現在は緊急搬送
・【海外 極真】大会ベストKOは戦慄すぎる「飛び後ろ回し蹴り!」相手は失神し立てず会場騒然
・【極真会館】松井館長が大会のオープン化を加速、JFKO王者・魚本選手の出場はあるか!問題の”不可解判定”とは!?
・【キック】人気ビール売り子から選手へ!美脚キック炸裂し”超マッスル”女子からダウン奪う快勝!新王者に
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!




【10月・ベストファイター】決勝、顔面ヒザ蹴りKO!”カザフの怪物”キンザースキーが、新極真会全日本優勝、克服した”意外な”課題

