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【クンルンファイト】ディクソンが豪快キック連発で勝利

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2016/08/09(火)UP

豪快なハイキックを叩き込むディクソン

▼第2試合 クンルンファイト65kg世界トーナメント一回戦 3分3R延長1R
○クレイグ・ディクソン(イギリス)
判定3-0 ※三者とも30-27
●バイ・リイショイ(中国) 

 1R、ボクシング出身のリイショイがずっしりと重みのあるパンチを繰り出す。ジャブからストレート、フックを浴びせるが、ディクソンはガードを高く上げて防御。リイショイは強烈な左ボディを叩き込む。蹴り主体の攻撃で攻めるディクソンは、右ローから強烈な左ミドル。蹴りを放つとすぐにガードを上げ、リイショイのパンチを警戒する。

 2R、リイショイの右腕と右脇腹にディクソンが左ミドルを叩き込む。リイショイは徐々に苦しそうな表情を浮かべるが、ディクソンの蹴りに合わせて左右のパンチをまとめて返す。ディクソンのガードが固く、なかなか顔面をとらえることは出来ない。リイショイは左ボディを打ち込む。

 3R、ダメージの見えるリイショイに対して、ディクソンはここぞとばかりに左ミドルを連発。リイショイの上体が下がると左ハイで顔面を狙う。強引に前に出ようとするリイショイに、ディクソンは左ジャブをヒットさせる。さらにローを効かせると、リイショイは後ろに下がって防戦一方となった。

 ボクサー相手に蹴りで試合の主導権を握り続けたディクソンが大差の判定勝利。トーナメントベスト8入りを果たした。 

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