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【RIZIN】前日計量で遺恨生んだ無差別級対決はアリアックバリのTKO勝ち

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2017/04/16(日)UP

▼セミファイナル・第10試合 RIZIN MMAルール 無差別級 1R10分/2R5分
○アミール・アリアックバリ(イラン)
TKO 1R 3分34秒 ※パウンド
●ジェロニモ・ドス・サントス(ブラジル)

 元レスリング世界王者アリアックバリは昨年末の無差別級トーナメントで決勝進出。ミルコ・クロコップに敗れるも準優勝を果たした。その強烈なパウンドは“地球を破壊する”と形容されるほど。ヘビー級の新星として注目を浴びる。

 対するサントスは、筋骨隆々の肉体を武器に、56戦39勝17敗の戦績を収めるキャリア10年のベテラン。KO・TKO勝ちが25回、一本勝ちが10回と、完全決着率は約90%という高さを誇っている。また、2012年にはUFCと契約を交わすも、病のため一度も出場することなく2年後にリリース(契約解除)となった過去を持つ。

 前日に行われた計量時には、アリアックバリがサントスを挑発し、あわや乱闘かという騒ぎとなり、両者の間で遺恨が勃発した。

 1R、パワフルな左右フックで前に出るサントスにアリアックバリは組み付き、バックを奪うと寝技に持ち込む。サイドポジションから相手の左腕を両足で抑え、右のパンチを顔面へ連打する。

 この展開が延々と続き、サントスが動けないため、アリアックバリの連打にレフェリーは試合をストップ。サントスは「まだやれる」とレフェリーにアピールしたが、アリアックバリのTKO勝ちが告げられた。

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