【KNOCK OUT】石井一成が現役ラジャランカーをKOする大金星
キックスロード
「KNOCK OUT FIRST IMPACT」
2018年2月12日(日)東京・大田区総合体育館
▼第3試合 51.5kg契約 3分5R
○石井一成(19=東京KBA/元True4Uフライ級王者、Phumpanmuangミニフライ級王者)
KO 2R 2分15秒 ※左ボディブロー
●ノンロス・バーンジャロンスック(21=タイ/ソムロス・ポルチャロエン/ラジャダムナンスタジアム認定フライ級6位)
今大会、話題の選手であるノンロスはいまタイで人気と話題を集めている“おネエボクサー”。かつて“オカマボクサー”として日本でも人気を博したパリンヤー以来となる、物心ついた時から体と心の性が一致しない、いわゆるトランスジェンダー。8歳の頃からムエタイを始め、その頃からの戦績を合わせると300戦以上を経験していると言われている。
タイのテレビマッチで活躍し、タイトルを獲るとメジャースタジアムであるラジャダムナンスタジアムに登場。現在ラジャダムナンスタジアム認定フライ級6位にランクインしている。
対する石井はタイを主戦場とし、日本ではKNOCK OUTでのみ試合を行っている若手期待の選手。ジュニア時代から活躍しているため、“東の神童”那須川天心に対して“西の神童”と称される。昨年6月のKNOCK OUTでNJKFフライ級王者・能登龍也に初回TKO負けを喫したが、同年12月大会で判定勝ちしリベンジを果たした。
ノンロスは荻野目洋子の『ダンシングヒーロー』を入場曲にしての入場。
1R、石井はロー、ノンロスはミドルで攻め合う中、ノンロスが上手く石井のローをカットしていたが、石井がパンチをフェイントして右ローを蹴るとノンロスがグラつく。石井のワンツーもヒットし、場内がどっと沸く。石井がやや優勢。
2R、石井の右ロー狙いにノンロスは右ヒジを狙っていく。石井は右ストレートもヒットさせ、ローからのパンチで攻勢を仕掛ける。
石井のパンチに組み付くノンロス。石井はさらにパンチでノンロスにロープを背負わせると、左ボディブローでダウンを奪う。
立ち上がったノンロスだが、石井がコーナーへ追い詰めての左ボディブロー。ノンロスが崩れ落ち、石井の見事なKO勝ちとなった。
ラジャダムナンの現役ランカーをKOで破る大金星をあげた石井は、「相手はタイのランカーでしたが絶対に負けたくないと思ってたくさん練習してきました。フライ級が盛り上がっているのでKNOCK OUTでトーナメントをやっていただきたいです。どうですか?」と、フライ級トーナメントの開催をアピールした。
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