【ONE】デビュー戦の32歳ホグスタッドが後半に追い上げ、世界二冠王19歳ユニクとの接戦制す
ONE Championship
『ONE: FIRE & FURY』
2020年1月31日(金)フィリピン・マニラ モール・オブ・アジア・アリーナ
photos by ONE Championship
▼プレリム第5試合 アトム級ムエタイ
●アルマ・ユニク(オーストラリア)
判定0-2
◯アン・リン・ホグスタッド(ノルウェー)
ユニクは現在19歳にしてWBCとIPCCの二つのムエタイ世界タイトルを獲得している強豪。19年6月にONE初参戦、キックボクシング・ムエタイ二冠王のスタンプ・フェアテックスとムエタイ世界タイトルマッチで対戦も、判定で敗れた。今回がONE2戦目となる。
対するホグスタッドはノルウェー出身の32歳。体操を長年続け、20歳から柔術を始め、その数年後にムエタイに転向するとISKAのムエタイ世界タイトルを2度獲得するなど実績を積み、今回ONEデビュー戦を迎えた。
1R、両者はオーソドックスで右ミドルを蹴り込む。ユニクの右ローに対して、ホグスタッドは右ローを即座に返す。ホグスタッドは右ミドルからの右ストレートでユニクの顎先を捉える。ユニクは右の強烈な前蹴りを顔面にヒット。右ミドルから飛び込むユニクに、ホグスタッドは左右フックのカウンターを狙っていく。
2R、ユニクはホグスタッドの右ミドルの蹴り足を掴んで、右ストレートをヒットさせる。ユニクが距離を詰めて右の横ヒジを見舞うと、ホグスタッドは右ミドルや前蹴りで対抗する。ユニクが右ストレートをカウンターで当て込むと、ホグスタッドは右の目尻が腫れ上がるが左のフックをカウンターで返す。その後、ユニクが足を掴んでワンステップ以上してから殴ったということで注意が与えられる。再開後、前に出るのはユニクで終盤は右ローの蹴り合い。
3R、ワンツーで先制したユニクに対して、ホグスタッドは前進して右ストレートを見舞う。組んでの展開が増える中、ホグスタッドが右の横ヒジを浅くヒットさせると、ホグスタッドも負けじと左ヒジを何度もヒットさせる。組んでの展開を嫌がるような表情を見せるユニクにホグスタッドは右ミドルからの右ストレートを突き込んでいった。難しいジャッジとなったが、後半に印象付けたホグスタッドが判定で勝利した。
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