【ONE】女王スタンプが前進するユニクを振り切り初防衛
ONE Championship
『ONE: LEGENDARY QUEST』
2019年6月15日(土・現地時間)中国・上海・宝山(バオシャン)アリーナ
▼ONE女子アトム級ムエタイ世界タイトルマッチ
○スタンプ・フェアテックス(21=タイ)
判定3-0
●アルマ・ユニク(18=オーストラリア)
スタンプはONE女子アトム級のキックボクシング・ムエタイの二冠王。21歳という若さで80戦以上のキャリアを持つ。対するユニクも18歳にしてWBCとIPCCの二つの世界タイトルを保持。30戦近いキャリアを持ち、試合前のインタビューではKO宣言をしてみせている。
1R、両者オーソドックス。ムエタイらしいゆっくりとした立ち上がり。スタンプがワンツーから右ミドルをヒット。ユニクも右ミドルをつかみスタンプをこかす。
3Rには試合が動き始める。ユニクの入りに左右のヒジを合わせるなどカウンターを狙うスタンプ。ユニクは果敢に手を出が、スタンプは組んでヒザをボディに突き刺す。ややユニクが主導権を握ると4Rもスタンプが積極的に組みに行き、ヒザを狙う。
しかし、ユニクのパンチにカウンターを返すスタンプだが、口が開き疲れが見え始める。スタンプのカウンターの右ストレートにさらに左フックを合わせるのはユニク。スタンプの右ミドルで押し返されてもユニクは前進を繰り返す。
最終の5R、左ジャブで突き放しながら前進するユニクに、スタンプが右ストレートから右ミドルを返す。パンチ主体で前進するユニクにスタンプはカウンターを狙っていくが、被弾も多く顔面が紅潮する。前に出ようとするスタンプをユニクは左ジャブでストップ。スタンプは強引に右ストレートを返し、ユニクの右目付近が赤く染まる。
ユニクは終始前進し、手数も出ていたが、スタンプもカウンターでしっかりヒット数を稼ぐ展開。接戦の印象だったが、ジャッジは3名全員がスタンプの勝利を支持。スタンプがONE女子アトム級ムエタイ世界王座の初防衛を果たした。
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