【DEEP】伊藤裕樹が安谷屋智弘にチョーク一本勝ち!アウトサイダー出身対決を制す
DEEP事務局
『skyticket Presents DEEP 101 IMPACT~20th Anniversary~』
2021年6月20日(日)東京・ニューピアホール
▼第6試合 DEEPバンタム級 5分2R
●安谷屋智弘(フリー)
一本 2R 4分51秒 ※チョークスリーパー
〇伊藤裕樹(ネックスイチムエ)
安谷屋は沖縄出身で07年デビューのベテラン。アウトサイダーでは60-65kg級ランキング1位に上り詰めたこともある。14年からDEEPに参戦すると勝ったり負けたりを繰り返していたが、18年4月からは引き分けを挟んで3連勝。連勝相手の中には、現修斗世界フライ級王者の福田龍彌も含まれる。昨年12月には、パンクラスランカー・秋葉太樹に判定負けしたが、今年2月には現GRACHAN&GRANDフライ級王者・松場貴志に勝利し再起した。
対する伊藤はアウトサイダー55kg初代王者。18年の韓国ROAD FCではキム・テギュンをヒザ蹴りで1RTKOに下し、19年にはDEEPで藤田大和から一本勝ちを奪うなど活躍を見せている。19年5月のDEEP初参戦時には僅か15秒でTKO勝利し話題になった。前戦は今年3月21日のRIZINで、パンクラスのランカー相手にこれも1R33秒でTKO勝利と乗りに乗っている。戦績は13勝1敗(アウトサイダーを含む)。
1R、安谷屋はパンチからタックルに入るが、伊藤はこれをフロントチョークでとらえる。しかし安谷屋は極めさせず組み倒す。伊藤がすぐに立ち上がっても安谷屋は背後につき、向き合われても金網に押し込む。伊藤も密着した状態からヒジを振るって抵抗。しかし安谷屋は背後に回って伊藤をグラウンドに持ち込む。だが伊藤は立ち上がって離れると、組みにくる安谷屋に左ストレートと右フックを振るって効かせ、ダメージを与えて終える。
2R、安谷屋は再びタックルに出る。伊藤は切ろうとするが、安谷屋は腰に上がって組み倒しテイクダウン。逃れんとする伊藤だが、安谷屋は先回りして体をかぶせるようにして立たせずバックに回る。スリーパーは極められない安谷屋だが、伊藤をコントロール。しかしここで伊藤が逆に安谷屋のバックに回る。だが後ろを取られた安谷屋は伊藤を金網に押し込み攻めさせない。立ち上がった安谷屋はタックルに出るが、伊藤はこれをかわしスルリと背後に回ってスリーパー。腕を剥がそうとした安谷屋だが伊藤が極め切り、タップを奪って勝利した。
勝利した伊藤は「今回もうちょっと圧勝で勝つ予定だったんですけど、安谷屋選手が強くてちょっと苦戦しました。去年負けた後、格闘技にもう1回真剣に向き合おうと思って、DEEPに戻ってこれてめっちゃ嬉しいです。こんな勝ち方で言うのは何なんですけど、年内タイトルマッチやりたいのでお願いします。僕のこと応援してください」とアピールした。
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