【ベラトール】元バンタム級王者アーチュレタが連敗脱出、元UFCバルゾラとのノンストップのタフマッチを制す
Bellator MMA
『BELLATOR 286』
2022年10月2日(日・日本時間)アメリカ・カリフォルニア州 ロングビーチ The Long Beach Arena
▼バンタム級
〇フアン・アーチュレタ(米国)
判定3-0 ※三者共に30-27
●エンリケ・バルゾラ(ペルー)
元バンタム級王者のアーチュレタは、学生時代オールアメリカンにも選出された卓越したレスリング力とボクシングテクニックを武器とするファイターで、2020年9月にパッチー・ミックスを破って王座獲得も続く初防衛戦でセルジオ・ぺティスに敗れ陥落。さらに今年4月には堀口恭司も参戦したバンタム級GPの1回戦でラウフェオン・スタッツに敗れキャリア初の連敗を喫し、復活勝利を狙う。
対するバルゾラもレスリングベースのファイターで、2015年にUFCの登竜門であるTUFのライト級トーナメントで優勝。UFCで9戦し5勝3敗1分の戦績を残すと今年1月にベラトールに参戦しダリオン・コールドウェルを撃破。続くバンタム級GP1回戦も勝利したが準決勝ではダゲスタン出身のマゴメド・マゴメドフに敗れている。
1R、アーチュレタがパンチのコンビネーションで前へ出る。ワンツーからフック、さらにタックルも織り交ぜ、スタンドでも組みでもペースを握る。しかしバルゾラもタックルでテイクダウンするとパスガードからバックとグラウンドで盛り返す。アーチュレタはバックのバルゾラを前へ落として抜け出しキックを飛ばす。
2R、バルゾラがパンチでプレッシャーをかけつつタックルに行くが、アーチュレタはそれを防ぎつつ逆にタックルでテイクダウン。しかしバルゾラもケージに背をあずけると上手く立ち上がって脱出する。それでもアーチュレタはしつこくテイクダウンを仕掛け続ける。
3R、バルゾラのパンチにアーチュレタはドンピシャのタイミングでタックル。しかしバルゾラはすぐに立って寝かされない。立ってはアウトボクシング、距離が詰まるとタックルのアーチュレタが手数で上回るが、終盤テイクダウンを奪ったのはバルゾラ。バックを奪いチョーク狙い。しかしアーチュレタは脱出すると、すぐさま飛びヒザ。最後はバルゾラが詰めたところで試合終了となった。
判定は3-0でアルチュレタ。アグレッシブさとレスリング力でタフな試合を制し、連敗脱出に成功、復活の勝利を掴んだ。
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