【ベラトール】天才ピコが“肩脱臼”負傷アクシデントでTKO負け、インターバル中にセコンドが治療も
Bellator MMA
『BELLATOR 286』
2022年10月2日(日・日本時間)アメリカ・カリフォルニア州 ロングビーチ The Long Beach Arena
▼フェザー級
●アーロン・ピコ(米国)
TKO 1R終了時点 ※負傷によるドクターストップ
〇ジェレミー・ケネディ(カナダ)
ピコはベラトールが誇る天才ファイター。10歳で始めたボクシングで全米ジュニアゴールデングローブ大会で優勝。レスリングはジュニア&カデットの世界選手権で数々のメダルを獲得している。
17年に鳴り物入りでベラトールMMAデビューすると10勝(3敗)のうち9つのフィニッシュ勝利(8KO・1一本)と高い決定力を誇り、現在6連勝中と絶好調。
対するケネディは13歳からボクシングとブラジリアン柔術を学び、MMAではデビューから8連勝してUFCと契約、2017年に現UFCフェザー級王者のヴォルカノフスキーに敗れるまで11戦全勝を誇っていた。その後BraveFC、PFLを経て2020年からベラトールに参戦、前戦ではエマニュエル・サンチェスを相手に判定勝ちを収めている。
1R、序盤からピコが鋭いワンツー、フックを振るう。ケネディは相手が前へ来たタイミングで組み付きスタンドでバックに付くとそこからリフトしてテイクダウン。
するとピコはアクシデントがあったか、左腕がほとんど動かない。ケネディはグラウンドで完全にバックを取るとチョークを狙いつつパウンドを落としていく。ピコは何とか耐え続けラウンド終了。
肩を脱臼したか、左腕をだらりと下げたままコーナーへ戻るピコ。するとインターバル中にセコンドがピコの腕を思い切り引っ張って処置。ピコの左腕が先ほどより動くようになるが、肩関節付近は不自然に出っ張っている。
立つピコだがラウンド開始時にレフリーがタイムを宣告、ドクターのチェックが入りしばらく話すと、試合続行が不可能と判断してレフリーは大きく腕を交差。ドクターストップによりケネディの勝利となった。
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